接着剤の使い方の解説で使ったファントムの製作記になる。

現状、エッシーのファントムを作る目処がついたので、そちらを先にする都合上、ストップするのだが、備忘録代わりに書いておく。

 

 

ハセガワの新版シリースはF-14やF-15同様に、ファントムもバリーション展開の為にこれでもかという細かいパーツ割りや使い回しで展開したために結構組みにくくなったのが弊害と言える。

 

赤丸で囲った部分は、海軍型、空軍型、偵察騰と全種類の使い回し。そのため偵察型のためのフラッシュカートリッジが再現され、フラッシュカートリッジがない戦闘機型は蓋をするのだが、隙間ができてパテ埋めが必要。

雑誌でも「偵察型でも不要と感じる。余計なお世話」と批判された部分だ。

 

そして青丸部分は、E型系列のみルーバーがあり、G型ルーバー無しのために別パーツ化された部分。正直こんな四隅が隙間だらけで、パテ埋めしてパネルラインの彫り直しをさせられるのならば、別パーツ化なしでルーバーをパテ埋めしろの指定で良かったと思う。

ショートノーズ用のパーツで空軍型を作る際に、空中給油プローブ部のスジボリをパテ埋めしろとなっているのだから、それで良かったのではないか。G型のアンテナが省略され、ルーバーの有無以外の違いが再現されていないので、余計にそう感じるのよ。

 

 

胴体後部だが、赤丸で囲った部分は水平尾翼の取り付けが弱いと感じたので、接着面の拡大の為にプラ板を貼った。後でドリルで穴を開けてやる。

青い部分は補強で貼ったプラ板で割れにくくするためだ。

 

 

更に補強で樹脂粘土を詰めて割れ対策を行う。

 

 

 

上記で紹介した樹脂粘土だが、ファントムの胴体に詰めたのだが、大体半分位使った。

飛行機はテールヘビーで尻餅をつきやすので、後ろに軽い粘土を使い、機首に重い粘土を入れてバランスを取ってやればいい。

 

 

胴体と翼を貼り合わせた。

通常なら翼にも粘土を入れるのだが、今回は大丈夫なようで入れなかった。

 

 

その他接着した機首やドロップタンクなど。