ハセガワのプラモをビッグワンガムのおまけキットに見立てて、色も塗らずにシール(デカール)を貼るだけで終わりにする企画2機目、1/72F/A-18Cホーネット完成だ。

 

 

 

 

 

 

できあがってしまうえば、それなりにかっこよく見えるが、複雑な機体構造を再現するために、パーツ分割も複雑化している分、合いが悪く、段差や隙間がすごいことになっている。

そしてF-16同様に取説だけでの完結力に乏しく、資料や雑誌作例を確認しながらの制作となった。

それに加えて、バリエーション機の弊害も出て、A型をベースに追加パーツでC型を再現しているので、追加されたアンテナが小さすぎて、これまた初心者には向かない。A型やB型ならまだ初心者向きとも言えるが言えるが、残念なことは今は売ってない。

デカールの貼り込みでも難儀するだろう。今回はデカールの貼り易さを優先して主翼の接着を後回しにしたが、それでも貼り難さを感じた、色塗って作る場合は、主翼を接着して合わせ目消して、それから塗装してデカール貼りという順番になるから、更に貼り難くなる。

取説のデカール貼りの指定イラストにあるパネルラインがキットに入ってない部分もあるので、そこでも分かり難くなっている。

現行1000円程度で買える1/72のレガホはハセガワとタミヤウォーバードくらいだが、タミヤといっても中身はイタレリの凸線スジボリキットなので、まともなのはハセガワ一択となるだけに惜しい内容だ。

それなりに手を加えてやればかっこいいホーネットが完成するが、結局ビギナーにはきつい内容ということだ。ほんと惜しい。

ダボ穴が開いていない不良品に当たるというのも論外で、こういう所がハセガワが三流から脱却できない理由だな。

最後になるが、錘を入れる指定があったので、レドームは最後まで接着しなかったが、全パーツ付けても尻餅を突かなかったので、錘は入れていない。

 

 

 

 

前回組んだF-16と。ライバル機みたいな二機だが、海軍の方が尾翼のマーキングが派手だ。