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上記でHGガンダムのハンドパーツを模索したが、今回はジオン用の丸指タイプの話だ。
基本ハンドパーツで必要となるのは、銃持ち手、剣持ち手(いわゆる汎用の穴あき手首)、平手、握り拳の4つ。それらが左右一組必要だから計8種類となる。
ところがだ、8種類付属するキットというのはまず無く、市販されてるビルダーズパーツやコトブキヤのハンドパーツも6種類しか入ってない。
そしてプラキットというと特に半端で、古いものだと3種類(右銃持ち手と左右穴あき手首)が標準で、酷いと汎用の穴あき手首しか入ってない物もある。
ただ最近は多少なりとも多くセットされるようになってきているのだが、それでも半端な状態なので、他キットから流用して揃えるしかないのが現状だ。
でザク系で見てみよう。
HGUCザク(量産型、シャア専用、ガルマ専用)
銃持ち手左右、穴あき手首左右の4種類
HGUC高機動型ザク
銃持ち手左右、穴あき手首左右、握り拳左の5種類
オリジン版ザク
銃持ち手右、穴あき手首左右、平手左、握り拳左の5種類
サンダーボルト版サイコザク
銃持ち手左右、穴あき手首左右、平手左右の6種類
サイコザクが一番多いが、それでも全部は揃わないのがもどかしい。
従ってパーツ流用で組み合わせて使うしかないのだが、手の甲のパーツやディテールの違い、微妙なサイズ差などがあるので、多少の改造も必要だし、ましてや色も違うので塗装必須だ。
ではパーツを見ていく。
サンプルはHGUC版の06Rだ。
ビルダーズパーツの握り拳
ビルダーズパーツの平手
どちらもあまり丸指に見えないばかりか、指が細いので今一つ、ジオンのイメージに合わない。
おまけに裏側はディテールがうるさすぎて、HGには合わない。
これが「ジオン用」として売られているのはどうかと思う内容だ。
右手は武器を持つせいか、左用の武器持ち手が付属するキットは少なく、その反対に平手や拳が左側しかないというのが多い。
握り拳
左手はキット付属のものだが、右側はHGUCグフカスタムのものだ。
サイズ、ディテールとものほぼソックリなので、問題ない。
現状、左右の握り拳が付くのは、グフカスタムの他はグフR35とスーパーカスタムザクF2000くらいだ。
平手
サンダーボルト版のサイコザクのものだ。
微妙に指が細く、長いのだが、右の平手は現状サイコザクしかないのだ。
平手でその他の組み合わせ。
左はオリジン版ザクの物。
右手はグフカスタムにヒートロッド射出用の手首がついているのだが、平手というよりは完全な開いた手首(ジャンケンのパー)なので、角度を変えるなどの改造が必要だろう。
パーツ流用なので、このように塗装や改造が必要になるが、HGUC版06Rはいずれにしてもデフォルトで塗装が必要なので問題はないのだと思う。
HGUC版06Rに付属する穴あき手首の写真だ。
パーツの使い回しの都合で手首のパーツの色が違うのだ。
F2やザクマリナーと共通の関節パーツのランナーはライトグレーで武器のランナーがダークグレーという仕様なので追加された手首は色が違うのだ。
ちなみに一番手首が多いのは、HGジェスタで7種類だ。
左の銃持ち手がないだけであとは全部揃っている。