前回洗浄したラビドリードッグ改造パーツの湯口をナイフで大まかに処理して、仮組みしてみた。
テープの付きがかなり悪かったので、まだ離型剤が落ちきってないのだと思う。
ただこのパーツに関しては、製作時に全面に紙ヤスリを当てるのでこれ以上の洗浄はしない。
細かなディテールがあるキットだと難しいが、このキットは全面ヤスっても大した問題はないだろう。
ウェーブのキャストパーツのできが酷いのはお約束みたいなものなので、こんなのはご愛嬌だが、予想外だったのはベースキットのストライクドッグが思いのほか組みにくかったことだ。
放送当時に1回組んだことがあるのだが、今見るとスコープドッグよりも組みにくいのが意外だった。
シリーズの事実上ラストアイテムということでと、大型化したヘビードッグということもあって、1/24に近いことにチャレンジしたのが仇になった気がする。
金型が失われたせいで、レアアイテム化してるので、組むのがもったいなく感じるが、旧キット幻想は大概にした方がいいと感じた。
悪くはないが、決していい出来ではないので、プレミア価格で買う価値はないと思う。
フルキットが発売され、いずれはバリエーション機としてストライクドッグも発売されると思うので、タカラのキットの価格もいずれは落ち着いていくと思う。
でも、この旧キットのずんぐりむっくり感が好きなんだよね。
胴体丸ごとコクピットっていうのは、旧キットの方が説得力がある。
ダグラムシリーズもそうなのだが、新しいインジェクションキットが出ても、旧タカラ製品のお世辞にもできがいいと言えないが、極端に悪くもない、微妙さが好きなんだと思う。
それこそ旧キット幻想の最たるものだとは思うが。