ウェーブのバルキリーをTV版スーパーバルキリーに改造するために、上記のイマイ版キットを2セット部品取りに使うことにした結果、本体が1セット作れるパーツが余るので、これを使ってバトロイドを一機作ることにした。
ウェーブと並行で作る予定だったので、こちらも同時に進めていこうと思う。
パーツはS型だが、以前のアンケートでken16wさんの強いリクエストがあったA型の一般カラーで作る。
一番の問題は頭部だ。
キットにはS型の頭部しかなく、またイマイ版バトロイドはアリイと違ってバリエーション展開はされていない。
アリイ版は絶版な上に形状もだるくて使えない。可変機は金型紛失なのかバンダイに渡っていない。
ガレージキットのパーツの複製も考えたが、現実的ではなさそうなので却下。
そこで現状も部品注文が可能な旧イマイ(現バンダイ)の1/72可変機のパーツを改造することにした。
左のグレーのパーツが1/72可変機、右の白いのがアリイ1/100のパーツだ。
幅、大きさともにさほど変わらないので、これを加工して使う。
イマイ版の胴体には大きいので(アリイのパーツでも同様)、サイズを詰めて使うことになる。
次に手足だが以前の記事で、アリイキットのバランスがいいと書いた。
http://ameblo.jp/mdsf-x1/entry-11860044802.html
下腕はアリイ(左側)の幅に合わせる予定だ。
肩はサイズ的にはあまり変わらないが、形状が変なので、改修すると同時に少し小型化するかもしれない。
次に上腕の回転部だが、多くのキットがこのイマイ1/100キット同様、「Aの部分」で回転する物が多い。だが、設定画やイラストだと「Bの部分」での回転が正解のようだ。
ちなみにウェーブの1/100キットはBの位置で回転する。
そこで上腕のパーツを上下逆にしてみた。
これをベースに関節位置を調整して組むことにする。
脛のパーツだが、このキットは赤丸で囲った意味不明な突起がある。
設定にもないし、機能的にも意味がない。
切り落としてスッキリさせた。
大腿部のパーツは幅増しをするので、1mmプラ板を接着。内部に空洞を作ったのは、関節パーツを仕込むためだ。