1/144スケールのクラブガンナーだ。

キットは発売されていないので、タカラのビギナーズコレクション、1/144テキーラガンナーから改造した。

高さ8cmくらいの300円のミニキットだが、関節のポリキャップ内蔵の練習台で制作した。

昔のプラモにポリキャップを内蔵した最初の完成品だ。

本体はミサイルポッドの位置や、数違いのセンサーなどテキーラガンナーとクラブガンナーの異なる部分を改造した以外は、ほぼストレート組みだが、砲塔など抜きの都合で形が違う部分は設定画に準じて修正してある。

接着固定式の主砲を上下可動式に改造。

一体成型の足首を切り離して可動式に改造。

脚は全ての関節にポリキャップを内蔵。足首と付け根はボールジョイントを使い、脚全部が独立して向きを変えたりできるようにしてある。

30年ほど前に生産されたキットだが、製作中壊れもせずによく完成したものだ。

ヤフオクで落札した物だが、保存状態が良かったのかプラスチックの劣化は問題なかったようだ。

だが、さすがにデカールはそのままでは台紙から剥がれない、剥がれてもバラバラに砕けるといった状態で、リキッドデカールフィルムの修正なしでは使えなかった。



仮組みの 写真はこちら


塗装前 の写真はこちら


製作記 はこちら




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使用した塗料はキットと同じく30年前のダグラムカラー(タカラアニメカラー)

本体  12番「バイオレット」

足首などのグレー部  13番「ブルーグレー」

ミサイルポッド  4番「レッド」


その他細部はGSIクレオスのMr.カラーを使用

機銃など 33番「つや消し黒」

ライト  シルバーの下地にクリアーイエロー


全て筆塗りで塗装。脚だけ塗り分けがあるのだが、マスキングが嫌いなので、フリーハンドで塗り分けている。

デカールを貼って、デカールコートのためにMr.カラー181番「スーパークリアー半光沢」をエアブラシで吹き付けてから、タミヤのスミ入れ塗料 (ブラック)を使ってスミイレをした。



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四脚歩行の戦車なので、ポーズなど取りようがない。せいぜい脚を1本上げる程度が関の山だ。


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パテやサフがヒケてるので、アップにすると粗が酷くてどうしようもない。

キットが小さいので、写真にするとどうしてもキットより大きく写るので、ごまかしが効かないのが辛いところだ。


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自分で言うのも何だが、写真で見るとあまり小さく感じられないのが、嬉しいところだろう。



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同じ1/144スケールのHGジェガンとの比較。コンバットアーマーの小ささが分かってもらえると思う。

クラブガンナーは12mの設定でコンバットアーマーでは大型の部類だ。ダグラムは10m弱なのでもっと小さいということだ。

そしてジェガンと並べたのはもう一つの比較のためだ。

今回クラブガンナーはエアブラシでクリアーコートしたが、ジェガンは筆塗りでクリアーコートしてある。筆塗りでエアブラシと遜色ない塗装を目指して練習している。

この写真で見る限り、差があまり感じられないのが救いとなっている。