バイファムの頭の写真だが、赤丸で囲った部分に謎の段差があるので、削って平らにしてやる必要がある。
また後ろ側の赤丸で囲ったカメラの部分などは縁の幅が均一でない上に、形も歪んでいる。
今と違ってCAD設計や金型のレーザー加工など存在しない時代の産物だ。職人の手作業に依存した時代ゆえの歪みとも言える物が、このように旧キットにはいくつも存在する。これらを修正して精度を上げてやることが旧キットを作る上でのポイントとなるだろう。
さて、今日は作業を一休みして、バイファムの色を決めた。
候補に上げた塗料だ。左から
Mr.カラー327 レッドFS11136
ガイアカラー1023 名鉄スカーレット
Mr.カラー338 ライトグレーFS36495
Mr.カラー97 灰色9号
ガイアカラー71 ニュートラルグレーⅠ
ガイアカラー63 ブルーグレー
ガイアカラー1003 青15号
ガイアカラー61 ミッドナイトブルー
となっている。
これが上の瓶の並びで塗ったテストピースだ。
この色を使うことにした。
胸や手足の紺はキット付属のカラー設定だとブルーグレーがそのものズバリに近いのだが、青味が足りないと感じたので、好みで青15号(廃盤になったグンゼのカラーだとブルートレイン客車色)に決めた。
スリングパニアーの色はまた後で決める。本体の水色はグンゼのターコイズ(廃番色)でいいと思うのだが、胸当てのブルーをいくつか塗って色を見てから決めたいのだ。