今日は胴体だ。腕の付け根の関節の加工だ。

フレキシブルに動かしたいので、ここもボールジョイントに変更する。ウェーブのBJ-04の「C」をプラサポの「7番」で挟んだ物を仕込んでやる。


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まずはキットの状態から。穴の中心ではなく、後ろ側にポリキャップがオフセットされている。


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腕を付けるとこのように若干後ろ側に丸い部分がはみ出した位置につく。


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設定画だ。横からの絵を見ると肩の丸い部分がバックパックにかかっている。キットはこれを再現したということだ。

ひとつ注意点を。設定画はあくまでもアニメの作画のために描かれた絵だ。今と違って昔のは模型などの立体物のために描かれてはいない。だから前後の絵で線が繋がらないといった「嘘」が多数ある。

現に上の絵でも正面の絵と横からの絵で腕の長さがまるで違うのが分かると思う。なので、あくまでもこれに忠実にやろうとしても辻褄が合わなくなるので、参考程度に考えて欲しい。


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そして腕の位置だが、立ち姿の設定ではバックパックに腕がかかってが、上のポーズ画では、バックパックに腕はかかっていないのだ。どちらも正解(あるいは正解はない)とも言えるので、最後は作る人間の好みということになる。

今回はキットの位置で付けることにした。


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胴体パーツの内側だ。そのままではプラサポが入らないので、干渉する元のPCの受けを削る必要がある。写真で赤く塗った部分が削る箇所だ、片側しか塗ってないが、当然左右両方共削った。


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このようにプラサポが収まる。


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上から見た状態。軸の位置がキットとほとんど変わっていないのが分かるだろう。


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正面から見た状態。腕を上に上げるという目的に沿って、軸がキットよりも上に移動しているのが分かるだろう。


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若干の修正。なるべくPCを外側に付けたいので、プラサポの赤く塗った部分を切り飛ばした。右側は切った状態だ。


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本体側を削っただけでは収まらないので、プラサポ側も削って干渉をなくした。胴体パーツがピッタリ合うのを確認して、プラサポを接着した。


今回はキットの位置に軸を持ってくることにしたが、その判断が大正解だった。

穴の中心に軸がくるように前にずらそうとしていたなら、大改造が必要だった。


次回は肩パーツの位置決めだ。