4月25日Living with MDS Forum 開催します。
身辺に熱発者や感染疑いのある方、ご家族でも仕事などで熱発者や感染疑いの方に短時間でも接触があった方はご遠慮下さい。
このご時世に、中国の方からのご相談をいただきました。
92歳のおじいさんがMDSと診断されたということで。
コロナ禍の中にあっても、やはり家族の病気は大きな問題なのですね。
92歳でも、最期まで元気でいて欲しいという願いはあります。
今はとても日本に来ることはできないけれど、往来が可能になったら、来たいとおっしゃっています。
実際にはとても大変ですけれども、毎月、近いとは言え外国からいらっしゃるのは。
東京血液疾患診療所でも、92歳の方、91歳の方など元気に通院ビダーザ中です。
80代の方もとっても多いですよ。
86歳の方が他病院で余命8ヶ月と言われてこちらにいらして、90歳のお姉さまが「こんなに若いのに……」とおっしゃったのにはさすがの私もびっくりしましたが。
MDSは発症の中心年齢が70歳くらいです。
60台後半から患者数が増えていきます。
60代と言えば、まだまだこれからの方々。
50代は現役、働き盛りの時。
そんなときにこの病気は本当に辛いですね。
若い患者さんを見ると、いっつも、「白血病だったらよかったのに……。なんでMDSなんかに……。」と思ってしまいます。
なんとか少しでも長く生きて欲しい。
できればこの病気を治したい。
今はそれは叶わなくとも、できるだけ長くこの病気と付き合っていけるように……。
そう思いながらの毎日です。