1月26日Living with MDS Forumです。

 

今回の緒方先生のお話は「MDSの染色体異常について」です。

先日、緒方先生が東京血液疾患診療所の従業員に対する勉強会でお話頂いた内容ですが、患者さんも関心があるのではないかと考え、お願いしました。

 

患者さんの中には好中球という言葉すら電話相談の際に私から初めて聞いたという方もいらっしゃいます。

普通の生活をしていれば、ほとんど関係のない言葉ですものね……。

多くの病院で白血球の分画は患者さんがお帰りになった後にでるので。

ドクターが気を利かせて次回来院時にプリントして渡してくれない限り、知らないままという場合もあるようです。

染色体検査の結果ももらっていない方も多いようです。

一方で、染色体はボロボロです、と言われてショックを受けた方も。

 

ご自分やご家族の病気について、正確な知識を得ることは治療を受けるについてとても大切なことです。

治療はドクターだけでなく、患者さんやご家族の知識や性格によっても大きく左右されます、当然のことですけれども。

 

この病気と戦うために、正確な知識を身につけましょう。

 

今年のフォーラムは、毎月少しずつMDSについての詳しい知識をお話して頂きたいと思っています。

本当に診断も治療も難しい病気ですが……、少しずつでも。