本日、東京都国民健康保険団体連合会から請求した金額に関する増減や返戻や再審査結果通知やらの通知が来ました。

毎月のことですが……。

先月の「審査結果通知書」に書かれていたように、骨髄穿刺の料金が大量に支払われませんでした。

 

さて、どうしましょうか??????!!!!

「連月の骨髄像の算定は症例を選び、適正に実施算定願います。」

「ビダーザ注射用を継続投与している患者への骨髄穿刺は症例を選び、適正に実施算定願います。」と2月27日付けで宣言されたので、その通り実行したということでしょうか?

ある患者さんは、昨年の4月~9月までの骨髄穿刺を全て切られています。

全部、過剰な検査だったということでしょうか??

 

ビダーザを毎月注射している場合、副作用で血球減少がどうしても起こります。

ときには血球減少が強いので、次回のビダーザを3週間以上伸ばしたり、7日間の投与を5日間にしたりすることも少なくはありません。

検査をきちんとやることで、結果的にビダーザの投与が少なくなり、結果的には医療費の節約になると思いますけれど。

骨髄像をきちんと読むことは適切に治療を行う上で、最も大切なことだと考えて、当診療所では基本的にビダーザを注射している患者さんで、血液検査の結果が安定していない方に関してはほぼ毎月行っています。それがやり過ぎだとはとても思えません!
さらに骨髄像に関しては確かに一ヶ月に2回行う場合もあります。勿論、治療のために必要な場合に限られますが

これこそが結果の違いにつながっているのです。

 

まあ、よその病院で骨髄穿刺を毎月行うとすると、患者さんたちがパニックを起こしかねないですけれどもね。

みなさん、トラウマになるくらい、激痛らしいので。

しかしながら当診療所ではそれほどは痛くないらしいので、患者さんたちも特にいやがったりしていません。

それに骨髄像を読める先生はそんなにいないのでは??????という大きな疑問があります。

 

それにしても、それにしても、医療の世界って、なんでこんなに不思議なんでしょうか?

お役所仕事って言葉がありますが、少なくとも私、お役所でそんなに理不尽な目にあったことはありません!!!

当診療所を開設するときだって、本当に保健所の方も、都庁の方も厚生局の方も、消防署も区役所の方もみなさん本当に親切にして下さいました。そしてなんとか実現するべく、それぞれの立場から助言を下さったり、手助けをして下さいました。

本当に助かりましたし、おかげさまで東京血液疾患診療所を開設できました!!本当に感謝していますし、患者さん達にもそのお話はいつもしています。本当に皆さん、患者さんのことを第一に考えて協力して下さいました!!

 

国保の方も、社保の方も、もしも分からないことがあったら来て一度見て、ついでに色々と教えて頂きたいです!

ウチの特殊性はあります。骨髄異形成症候群の患者さんがこんなに集まっているところはありません。

そして骨髄異形成症候群は患者さん一人一人があまりにも違います。特にウチの患者さんは重篤なかた多いので、本当に一人一人があまりにも違います。患者さん達は最期の望みを持って東京血液疾患診療所にいらっしゃっています。私たちもそれに応えるべく、必死でこの病気と取り組んでいます。それを見て欲しいです。比べるべき何処かなど無いはずです!

 

国保や社保と対立するつもりなどありません。どうすれば患者さんの利益になるかについて一緒に考えて欲しいのです。

分からないことを色々と教えて欲しいのです。そして患者さんの利益を第一に考えて欲しいのです!

 

今日のところはこれで……。