6月15日に転院されてきました。
アザシチジン不応後の抗がん剤治療で大変な状態になって、いらっしゃいました。
転院の前日は意識もはっきりせず、やっと意識がはっきりした時に、転院を勧めて同意され、民間の救急車と新幹線の多目的室を使用してやっと東京にたどり着き、入院されました。
到着された時には比較的意識はありましたが、介助しても立ち上がれる状態ではなくなっていらっしゃいました。
向こうでは、「当病院独自の抗がん剤治療」ということで、始めたものの、結局血球の減少が著しく状態も悪化したために、1回しかできず、「これ以上の手はない」状態になって、それでも、「動かすのは危険だからお勧めしない」とのこと。振り切っての転院です。
転院当日は治療を開始できなかったので、栄養と抗生剤だけで、翌日から早速アザシチジン+の治療に入りました。
他にも使用しなけければならないお薬が処方されていなかったり、血小板機能を阻害する鎮痛解熱剤が処方されていたりして、血算の数字よりもさらに状態は悪かったのです。
すぐに必要なお薬を処方し、必要な検査を行いました。肺炎もおこされており、尿酸値は恐ろしい値でした。
ビダーザとお薬が効いてくれるといいのですが……。
昨日の検査によると少しだけは良くなっていらっしゃるような気がしますけど……。
まだ当分は予断を許さない状態が続いています。
「ビダーザによる治療
誰がやっても、何処でやっても同ではありません!」
できましたら、こんなに悪くなる前に転院されれば良いのですが、遠方の方の場合、やはり躊躇されるお気持ちも、よ~く分かります……。