i Pad 2 の撮影と写真

ＧＷ２日目いかがお過ごしですか？

風が強かったですが、今日も暖かくて気持ちが良かったですね

今日もやっ君は野球の練習でした。

私は、予約したモノが届いたとメールがきたので、さとチンとお散歩

通常、撮影は媒体が世に出る１～数カ月前に行われている為、気を付けてチェックしていないと

モデルは自分が載っている媒体を見損なう場合が多いのです。

雑誌等は担当の方が事務所へ送って下さる事が多いのですが、忘れられる事もしばしば・・・

今回のi Pad 2のお仕事は、媒体を事務所へ送って下さったので、ご対面～する事が出来ました。（ありがとうございました）

この撮影は、マネージャーから「今回のカメラマンさんやヘアメイクさん等は有名な方々です！」

と前情報をもらっていたため、嬉しく、モチベーションが上がり、（でも緊張しながら）撮影に臨みました。

撮影当日、ワクワクドキドキしながらスタジオ入りしましたが、カメラマンさん、ヘアーメイクさん、スタイリストさんを始め、、他のモデルの方々、キャスティングやクライアントの皆様がとても親しみやすく、

和やかな良い雰囲気の中で撮影は行われました。

途中の休憩で素敵なランチをいただき、（自然食にこだわった美味しいランチ）

さらに現場はイイ雰囲気に・・・。撮影は順調に進み、予定より２時間位早く終るかも！

と話しながら、私は衣装チェンジの合間にバスローブに着替えました。

・・・とその時、グラグラ・・と地震が起きたのです。「すぐおさまるでしょう」と気にしないでいると、

地震はおさまるどころか、さらに激しくなり、ミシミシバリバリ・・・・・と音を立てて天井から破片がパラパラと降ってきました。

バスローブにスリッパ姿で急いで外へ避難すると、前方に見えるマンションが、折れるのではないか・・・と思うほどに揺れていました。

私は寒さも忘れ立ちつくし、茫然としました。

でもまだ撮影は残っている、モチベーションを下げてはいけない・・・と必死にスタッフの方々と会話をし、場を和ませようとしていたように思います。

この日は３月１１日、東日本大震災の日でした。

その後は避難経路を確保し、危険なのでストーブは止め、

揺れたら外へ逃げる・・・を繰り返しながら最後まで撮り続けました。

撮影終了後、家族との連絡がつかず、特に一人で留守番をする予定だったやっ君の状況が分からず焦りましたが、数時間後には全員と連絡が取れて安堵しました。

この日は帰宅難民となり、ほとんど眠れずに一夜を過ごしました。

このソフトバンク「i Pad 2」 の撮影は、一生忘れられない特別な撮影となりました・・・。

後に、ソフトバンクや孫正義社長の多大な御寄付の話を知り、本当に嬉しく思い、

このタイミングでご縁があり、お仕事をさせていただけた事をとても光栄に感じました。

一昨日発売されたi Pad 2の写真はこちらです・・・

この撮影に関わった全ての方々に感謝致します。

そして震災で犠牲になられか方々のご冥福をお祈りし、被災された皆様、ご家族、関係者の皆様にお見舞いを申し上げると共に

一日も早い復興をお祈り申し上げます・・・。

皆が震災前より元気に輝けるようになりますように・・・。

 

ご一緒させていただいたモデルの吉元大二 さんをはじめ、皆様に色々とご心配やお気遣いをいただきました。

本当にありがとうございました