下山しようとして歩き出し

右に行くと登ってきた道だったのですが

立て札に目をやると

左に行くと奥の院と弁財天の滝がある様です。

30代の頃に来た時、確か玉蔵院を通り過ぎると弁財天の滝に行ける案内の看板は見たことあったのですが
その時は夕方になってしまっていて
ちょっと登らないといけないよーな感じだったのでやめたのですが

あー上からも行けるんや~~~
ほんで奥の院もあるんやなー
行ってみよかぁ~~~

と左に進みました…

とても急な下り坂をどんどん降りていきました。
登って来る人と数人会いましたが
標識が少なくあってもどっちに進むか分からなくて…

そして誰もいない…

それからの事を書こうと思いましたが
ちょっと書き出してかなり長くなる
なんならこのネタで単行本でも出来そうです。


なるべく短くします!

私達が思っていた方向には奥の院も弁財天の滝もなく、半分戻ったら人の声がしたので道を間違っていた事に気づきますが

その声がした方向に進んでもやっぱり人がいない涙
合ってるのかどうか分からない道を進み
完全に朝護孫子寺の裏山に迷い込みましたが、なんとか逆から登ってきた人に会い

その先に弁財天の滝への標識を見たと言うので進みましたが

もう完全にけもの道ガーン

友はずっーーっと不安を口にしていて

後ろからなんかついてくる気がするーえーん

と…

前を歩いていた私はこの時
どこから湧いてくる自信なのか分からないですが

そんなものは吹っ飛ばせる気になっていて

ふんっ!!

と気張った声を出しました。

私はそれより、野生動物や蛇の方が怖くて
(開山堂のおばさんが、授与所の戸を開けっ放しにしてたら蛇が入ってくると言っていたので💦)

前の狭い道が草で覆われているのが怖くて進めなくなってしまいましたが

後ろの友の言葉で進みました。
(もうパニクっていたので何を言っていたかは覚えていません)

ほんとにどこに繋がっているのか
もしかしたらこのままお寺じゃなくて麓に下山してしまうかも。

だけどもし弁財天の滝に辿り着けたら
お寺から登ってくる道はあったので
お寺には戻れるはず。

ほどなくしてやっと弁財天の滝に着きました。


寅さんがいる滝でした。

水がないので
滝というか沢

滝の左側にお社があり
写真も撮ったつもりでしたが
なぜかありません。

古びた感じでしたが
お供えの卵が置かれていたので
お詣りに来られてる方はいらっしゃるようです。
ご挨拶させて頂いて
手を清めさせて頂きました。

ここからの道は平坦になり
私はこの道を進んだら
お寺に戻れると8割位思っていてだいぶ気楽になってましたが
何も知らない初めてきた友はまだまだ不安のようで。
私が行ってみたいと言ったばっかりに
ごめんなさいえーんお願い



ようやくお寺に戻れて、玉蔵院の融通さんで御朱印をもらい出世毘沙門天さまに上がらせてもらって手を合わせ、成福寺、千手院と剱鎧護法堂を回って




銭亀さん



時間は3時過ぎ…

山頂で絶景楽しんでた頃がちょうど12時頃だったので

あの恐ろしい裏山修行は1時間半か2時間位??

時間の感覚が全くなくなっていたので
そんなに経っていたなんて思えなくて
(体感は30分位)
時空の隙間に挟まって出てきたひと感👽




帰りに、そーいえば境内図を見れば良かったと見てみたら

山頂から奥の院へ行く道などありません💦


案内板があったので、知る人ぞ知る道があるのか。。。
よくご存知のハイカー用の登山道だったのかもですが


ほんとに修行だったのか
欲張り過ぎてたんですね。
無事クリア出来たので良かったですが…
もう二度と分からない裏山などには行かないよーにします汗うさぎ



あーーー!!!
怖かったーーー!!


でも…
本体部分はそんなに怖くなかったそうですうさぎ
信貴山は小学生の頃、友達とよく遊びに来ていて、ケーブル沿いに登り山探検をして、怖い防空壕の様な所を見つけたりした記憶が。
思い返せばなんだかその時も時間の感覚なくなっていたなー。



毘沙門天さま!!
ありがとうございました!!


今度は寅の刻参りに挑戦したいです照れ





長文読んでいただいて
ありがとうございますおねがいお願い


どうか何か参考になりますよーにお願い