この日記はつい最近、人とのトラブルがあった時に
別の場所で書いたもの。


ちょっと手を加えなおしましたが、私という人を知ってもらう為
(もちろん一部分です)、こちらをupすることにしました。




これから書くことはかなり長いです。覚悟を(笑)
ご興味ある方に読んでいただければ幸いです。


以前の私には、自己欺瞞というものが強くありました。
(正直、前ほどではなくても、今もあると思います。)


さて自己欺瞞がどういうことか、本を参考にさせていただいて、
わかりやすく説明しますね。
(うまく伝えられなかったらすみません。)




あなた(夫)は妻や子供と一緒に寝ていました。
あなた方の赤ちゃんが泣きはじめて、あなたは起きました。
妻は育児で疲れているのか、一向に起きる気配がありません。


あなたは『赤ちゃんをあやさなきゃ』と、(直感で)ふと思いました。
だけどそうしませんでした。


なぜなら、あなたはその後に赤ちゃんをあやせない理由を
探し始めてしまったから。


眠いから起きたくない。
明日仕事があって早く起きなきゃいけないし、
そもそも子供をあやすのは妻の仕事だ。
だから妻があやすべき。


こうやって、自分がやらない理由の重要度を上げ、
明日仕事があって早く寝たいのに寝られないと怒る。


明日の仕事は重要なんだ。
妻はなんで黙らせないんだと子供の泣き声にイライラしつつ、
妻に対しても嫌な感情を抱きます。


そして、もちろんそれは必ず妻に伝わります。



でも、最初は赤ちゃんをあやさなきゃと思っていたはず。


それなのに、自分の感情・直感を裏切ってしまったために、
自分のせいではないからと人のせいにするようになってしまいました。


妻はそんなに悪いことをしたでしょうか?



結局、妻を嫌な人間だと思ってしまったのは、
自分の感情にそむいてしまったから。
『しない理由』を相手のせいにしてしまいました。


自分の最初の感情を裏切る。


それが自己欺瞞です。



それを繰り返しているうちに、人はいろんな事をひねくれた考えでしか
物事を見られなり、自分のせいじゃなく人のせいだといつも人を疑い、
人を信じられなくなってしまいます。


私がそうだったので、よくわかります。


でも、自己欺瞞って疲れるんです。


常に余計なことをずっと考え疑っている為に、
自分の心が休まる暇がないからです。


普段から疲れているものだから、何をしなくても、いつも疲れています。
何かをする気力も、もちろん出てきません。





さて、考え方を変えます。


あなたは赤ちゃんをあやさなきゃと思い、
自分の感情・直感そのままに行動することにしました。


赤ちゃんはまだ泣いているかもしれないし、泣きやまないかもしれないけれど、
少なくとも日ごろの育児で疲れている妻にそのまま休んでもらえることが
出来ました。


あやしているうちに赤ちゃんも泣き止みます。
妻に不快な感情を抱く必要がないし、
日ごろからそういう行動が取れているので夫婦円満。


もしかしたら妻からも感謝されるかもしれません。



結局、自分の感情に素直に従って、自分の出来る範囲(無理しない)で行動すると、
精神的に疲れることはなく、逆に優しく出来たことによる充足感が得られます。


精神的に余裕があるので人へ思いやることが出来るし、優しくなれます。
自分のやりたい事にも取り組む気力があります。


人間はもともとは、誰しも基本的にそういった優しい感情を持っているそうです。




つい最近まで、自分のなかに強く残っていた自己欺瞞だけれど、
そうやって自分を裏切り続けるのは辛かったです。


やりたいことも出来なくて、殻に閉じこもるのは悲しい事。
だから私は、思い切ってその殻を破ることにしました。




私にはやりたい事、やるべき事がある。
今はとにかく目標に向かって頑張るだけです。


私の周りの身近な人達に笑顔でいてもらえたら嬉しい。
だから私は、思いやりのある優しい人間でいる為に努力しようと思います。


それにきっと!その方が気持ちがいいです。


今までのことで、『何を綺麗事を』と言ってバカにする人もいるでしょうが、
私は気にしませんよ~!(笑)



【参考図書】

自分の小さな『箱』から脱出する方法 
アービンジャー・インスティチュート(著)
       
[愛蔵版]心の休ませ方  加藤諦三(著)




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