煙発生時のマニュアルなし JR石勝線特急脱線火災事故 | 苺ぷりん★のぷちぷちぷっちん日記(*/∇\*) キャ 私の部屋から世界を見る~

煙発生時のマニュアルなし JR石勝線特急脱線火災事故

$★苺プリンのぷちぷちぷっちん日記(*/∇\*) キャ 私の部屋から世界を読んで鬼更新週間煙へのマニュアルがないなんて意外です。
果たしてマニュアルがあったとしもどうなっていたのか。
これからは、マニュアルに頼らない想定外の行動力が生死を分ける時代と思う。

煙発生時のマニュアルなし=火災認識せず、待機指示―乗務員、指令との交信記録判明
時事通信 5月31日(火)13時21分配信
 北海道占冠村のJR石勝線で起きた特急脱線火災事故で、JR北海道には煙が発生した場合の対処方法を定めたマニュアルがないことが31日、同社への取材で分かった。乗務員と札幌市の指令センターとの交信内容も判明。乗務員が火災を認識せず、指令が当初、車内への待機を指示していたことが明らかになった。道警は避難誘導にも問題があった可能性があるとみて調べている。
 交信記録によると、特急列車が緊急停止した約4分後の27日午後10時、車掌が指令に「(後方の)1~3号車の床下から煙が入ってきている」と報告。指令は同3分、車掌に乗客を前方の4~6号車に誘導するよう指示し、車掌は放送をしながら誘導を始めた。
 同5分、車掌は「3号車は煙がひどい」と報告、同7分には「前から降りてトンネルを避難した方が良い」と連絡する。だが、指令はトンネル内では煙が入ってくるため、ドアを開けるのを待つよう指示した。
 同10分、車掌は1~3号車に乗客がいないことを確認の上、「かなりすごい煙で息ができない」と報告。指令の指示で、先頭の6号車に乗客を誘導し始めた。
 同社によると、同14分以降、運転士は降車し車体の様子を確認。車掌も避難路の安全確認のため、片道約10分かけて札幌側のトンネル出口に向かった。このため約15分間、指令との交信は途絶えた。
 同30分、列車に乗車していた別の運転士が「煙が充満している。火災は発生していない」と報告。そのころ運転士や車掌が列車に戻ったが、客は避難を始めていた。
 同社によると、煙への対応方法に関するマニュアルはなく「見直しも検討しなければならない」としている。