東海工業地域を形成する静岡県では、物資や人の輸送に便利だったことが理由で発展した。

GDPでは、全世界の2/3の各国を上回り、ギリシャやニュージーランドの一部先進国に匹敵する規模を持つ。

 

古くからある伝統工業もさかんである。水晶細工印章つくりがさかんである。

 

また、ホンダ、スズキ、ヤマハなどが多く存在するバイク大国である。

 

天竜川から豊富な水を得ることができ、温暖な気候で積雪もないことから、綿花栽培がさかん。

織機の発明や染色の発明が進み、繊維産業が地場産業へと発展していった。

 

浜松周辺では、繊維産業が盛ん。

ちなみに、ヤマハは、もともと楽器メーカーであったが、太平洋戦争をきっかけに、バイクのエンジンを作れとの指令が下された。

戦時中、プロペラを製造し、そしてピアノフレームの鋳造技術を有していたため、エンジンをつくることができた。

 

また、静岡県では、軍需工業用地として、水田を埋め立て工事中に発見された登呂遺跡(弥生時代のもの)や大井川鉄道その路線には、合格駅が存在する)、久能山東照宮(徳川家康公が眠る地)三嶋大社(福徳の神として、商、工、漁業者の厚い崇敬を受ける。)韮山反射炉(アヘン戦争に危機感を覚えた江川英龍が海防の策の一つとして築造)が有名である。

静岡県の農産物として、有名なのは、石垣いちご、芽キャベツ、茶。漁業では、焼津港。