うわっ、斬新でモード感溢れるミニドレス
これはスゴいな
襟裏の白素材と薄いハットがいい感じ
こっちはノーボタンコート
猫みたいな3本髭おばちゃんジャケット
なんか昔のアルマーニを彷彿とさせる微妙なバランス
このジャケットのテクニックやスカートのテクニックも
ワザと古いイタリアンマダム狙いみたい
このポケットベルトバッグは斬新で何にでも合わせやすそう
こんなパンツスタイルにもピッタリ
コレだとパリ60年代クチュール系風に見えるかな
これはまたモード感たっぷりなカシュクールハイネックに
後ろに溜まるレースのボリューム
ジョッパーズ風てわ裾にはもこもこボア
シューズはレザーの紐テープでシルエットすら見えないブーツ
大きめな目のチュールドットドレス
石を貼り付けた生地のセットアップは色がマダム
儚いチュールのドレス
人毛みたいな繊細な素材のチュニック
Nicolas Ghesquière様
ルイ・ヴィトンは5月24日、バルセロナでショーを行った。会場は、アントニ・ガウディが手掛けたグエル公園。1914年に完成した公共のユートピアは、世界遺産にも登録される人気の観光地でもある。今も独自の進化を遂げる遺産という点が、ブランドの歴史と通じたようだ。
ショーは立体的なフォルムのミニドレスから始まった。丸みを描くショルダーライン、少し立ち上がるショールカラーがミニマルなドレスに厳格なムードをプラスする。ベージュの身頃と白いショールカラーのコントラストが構築的な服をシックに彩る。かっちりとした細身のジャケットには、アシンメトリーなスカート。レースのブラウスもしっかりとパットを入れて仕立てている。
アクセントになるのはスペインらしい華やかなドレープを重ねたスタイルや、グエル公園を思わせるタイル貼りのようなパッチワークスカート。スペインの情熱的なムードは、つばの広い帽子で表現している。公園の曲線に沿って配置された客席も楽しい。舞台演出は、プロダクションデザイナーのジェームズ・チンランドが手掛けた。