スポーツモード全開のブルゾンにダメージバッグ
異素材異配色ブルゾンに不思議なパンツ合わせ
どれも袖からフリンジテープが生えてる
大胆な切り替えスポーティーパンツになんか付いてるピタピタハイネック
ダメージトランク柄のセットアップ?
アンティークモノグラムトランク柄のセットアップ⁇
ゾウさん🐘シルエットコート
丸い肩のボンディング異素材コンビスーツ
フラノみたいなウールの縮絨素材のタックブラウス
もしゃもしゃスカート
獣パワーショルダー
シアーパンツ
あれから10年か…
ルイ・ヴィトンは、ニコラ・ジェスキエールのアーティスティックディレクター就任10周年を記念して、ルーブル美術館にテントを張って4000人を集めたメガショーを開催した。四角いスケルトンのテントの中央には巨大な電飾の球体。その輝きの中でスタートを待つ。上空にはドローンが飛び、サーチライトで会場を照らす。
いかにもジェスキエールらしいラインが充実する。スタンドカラーのブルゾンとふんわり膨らむミニスカート、フロントファスナーがゆがんでコンラストを作るバイカラーミニドレス、透ける素材にスパンコールを刺繍したドレス。スキーブルゾンのようなスポーティーなアイテムと手仕事のアイテムが交錯する。大きなトランクの柄をのせたミニドレスは、ルイ・ヴィトンのアイコン的なイメージだ。
ペプラムジャケットはボンディングのムースと呼ばれる素材で、ジェスキエールが得意としていたテクニックを生かしたもの。MA-1タイプのブルゾンやそれと合わせるパンツにはスクラッチのようなひっかき傷が散りばめられる。立体的なラメ刺繍でトリミングしたジャケットなどラグジュアリーなラインと、変形のライディングコートのスポーティーでアクティブなアイテムの配置。それは、ジェスキエールの10年間のクリエイションへの内省的な探求。