また何かのトリックがあるんだろうけど
これはジャケットの後ろと前?
どうも普通にバランスのおかしなトレンチコートに見えるけど
ゲッ、やっぱり後ろ姿を前に着てる?
と言うか、これが正解の後ろ姿風トレンチコートって事か
なんか不思議な素材だけど
特にトリックはなし
変なバランスのコートだけど
後ろ姿のようにも見えるけど、くるくるハイネックワンピか?
ん?このデカいステンカラーコートはモデルが後ろ向き?
って事は、これが前なのか
なるほど、どっちでも着れるって事か
この真っ白な服も外にでて陽を浴びると
チェックになるのかな…
アンリアレイジは、真っ白なトレンチコートで始まった。
そのトレンチコートはバック・トゥー・バックやフロント・トゥー・フロントのデザイン。
トレンチコートのフロントのディテールはそのまま背中側にも使われ、前後ともに〝前合わせ〟のディテールになっている。バック・トゥー・バックは逆に、前後とも後ろ身頃のディテールというデザインだ。
そんな真っ白のルックを見ていると、紫外線を当てるライトが天井から降りてきて、服に光を照射する。
すると一瞬にして服が鮮やかな色に変わっていく。白いコートやドレスがドットやスクエア柄に変わり、真っ白いレースのコンビネゾンにカラフルな花が咲き誇る。チェック柄やボーダーストライプ、アーガイル。コートやインナーに様々な柄が浮かび上がる。
それは「フォトクロミック材料」を使って、紫外線の照射により吸収する光の波長が変化して色が変わるというもの。
実際の生活において、この技術がどのくらいの意味があるかはさておき、ファッションショーにおいてはある種の驚きやファンタジーは欠かせない。
前シーズンの「コペルニ」のコレクションと同じように、服の作り方を巡る新しいテクノロジーには人を驚かせる力がある。今や、新しい美しさを探ることなく、継続のデザインをするコレクションが増えているだけに、こうしたコレクションが貴重に思える。
テーマは「=」。
自分たちが見ている色や形はあくまでも主観であり、違う視点からはどう見えるのかというのがコンセプトだ。
昆虫たちが見える紫外線の光と人が見える可視光線との違いを背景にして、変化する色や既成概念にとらわれないディテールに焦点を当てた。
なるほど。
途中の不思議な普通の服は何もしなければただの白い服だったのか
彼の服は写真では正しく伝わらない
動画でなければその服の何かは分からない
新しい分野の服作りなのだ…