ドン・ルイナール・ブラン・ド・ブラン(1993)
1729年に創業した世界で最古のシャンパーニュ・メゾン、ルイナール。
ベネディクト派の高僧であったドン・ティエリー・ルイナールはヨーロッパをあちこちを旅する中で、宮廷に出入りする貴族たちの間で発泡性のワインが好まれているのを目の当たりにしシャンパーニュ醸造の研究に尽力 します。
そして、甥のニコラ・ルイナールにその製法を伝授し、この教えをもとに1729年、ニコラは
世界で最初のシャンパーニュメゾンを設立しました。
ルイナールとえば、その地下8キロにもわたるクレイエル(=古代の石灰岩石切り場)と呼ばれるカーヴが有名ですが
他のカーヴより地下深く、振動もなく、水分を蓄えやすいチョーク質で
カーヴの湿度は85%と、ワインの保存に最適な環境でワインをじっくりと熟成させて高品質な泡を生み出しています。
ナポレオン皇帝一族も愛したルイナールのシャンパーニュはナポレオン戦争後のウィーン会議でも、連日のようにパーティーや宴会で振る舞われ現在も、フランス大統領公邸であるエリゼ宮の晩餐会では、国賓の元首級賓客に対してはこのルイナールが供されています。
まさにフランス宮廷時代から現代まで愛され続けているシャンパーニュなのです。
また、ルイナールはシャルドネに徹底的にこだわり、すべてのシャンパーニュはシャルドネをベースに作られています。
シャルドネ種から造るブラン・ド・ブランでは最高峰と讃えられ「シャルドネ・ハウス」と呼ばれています。
こちらのドン・ルイナールはシャルドネ100%の偉大な先駆者の名を冠したトップ・キュヴェ。
最良のブドウが採れた時にしか造られません。
フレッシュな酸と繊細な風味が特徴のコート・デ・ブランとストラクチャーや力強さ、豊かな果実味が特徴のモンターニュ・ド・ランスの グラン・クリュ100%のブドウを使用しています。
イイ顔してますよね。
重みがありますよ。
ジャパンインポートシステムが輸入業者です。
キャップにも細かく印字されてます。
こちらはコルク。
最初はキンキンにさせといてから飲みたいですよね。この時期は。
でもそれからゆっくりと温度を戻して味わいます。
特別な日の自分へのご褒美です…
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