SAAB 9-5 SE 2.3t Estate
サーブのフラッグシップモデルである9000シリーズがフルモデルチェンジを受けて9-5(ナイン・ファイブ)と名前を変えたのが1997年6月。
その9-5セダンをベースにしたワゴンとなる「9-5 SE 2.3t エステート」が1999年3月発売された。
エステートは2.3リッター直4ターボ、価格は533万円。
装備はセダンの”SE 2.3t”と同じで、デュアル&サイドエアバッグ、アクティブヘッドレスト(セダンでは世界初の標準装備だった)ABS、クルーズコントロール、前後ヒーテッド付き本革シート、オートACなどの充実した装備となっている。
9-5エステートはセダンのフロント回りだけを残し、ルーフやリアゲートを新設計してワゴン化されている。
ボディサイズは全長4820mm×全幅1750mm×全高1495mm、ホイールベース2705mmで、セダンよりも全高が45mmも高いのが特徴だ。
エステートのCピラーはド太く、セダンの重厚さをより強めている。
ライバルのベンツEクラスワゴンはもとより、世界で最も骨太感のあるワゴンといってもいいだろう。
それでいてCd値(空気抵抗係数)がクラス最高の0.31なのだから、航空機メーカー技術の凄さに感服させられる。
ステアリングは中立付近がややダルな感じを受ける曖昧なもので、ハンドリングの応答性は優れているとは言い難いもの。
しかし、これはアイスバーンでの走りを考慮したものらしく、サーブはあえてこのようなセッティングにしているのだという。
この極寒仕様ともいえる走りがサーブの味なのだ。
それで今年の大雪の時にも何とか家まで帰れたんだろうか(笑)
トルクフルなターボエンジンは、段つき感もなく、下から力があって排気量を忘れさせてくれる。
ワインディングでもトルクがあるため、Dポジションのままでオンザレール感覚で走れ、意外に速いのには驚かされた。
そうしたハードの良さはもちろん、サーブというブランドイメージも、ちょっと手垢が付いてきたボルボより希少価値が高く、同じ金額を支出するなら、こちらがオススメだろう。
ワゴンとしても使い勝手に不満はない。
ネイビーのサーブを11年も乗ってました。
この顔に一目惚れしたんです。
キーの差し込み口がセンターにあって、みんな驚いてくれるんですよねw
幅も広くて初めて乗った時には快適でビックリしたんです。
長さもかなり長いのでホントにたくさん積めるんです。
キャディバッグを4つ真横に積めるし、コナとルイガノのチャリンコを2台積んで走りにもよく行きました。
この後ろの長さが積載量の多いところですよね。
幅もほとんどフルで開くので開口部が広く積みやすいんです。
結構長い間お気に入りで、モデルチェンジもそんなに激しくないので、古臭く感じないんですよね。
モーターデイズに詳しく載っています。
http://www.motordays.com/newcar/articles/9-5estate19990604/
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