ROLEX
ロレックスの「アンティーク」と呼ばれるのは、「パーペチュアル機構(自動巻き)」が完成した1930年代から1950年代に登場したロレックス・オイスター・パーペチュアル。
当時のロレックス・オイスター・パーペチュアルは「バブルバック」と呼ばれています。
手巻き式のムーブメントに自動巻きローターを取り付けたために、急場しのぎでケースに厚みが生まれてしまい、“裏蓋が泡のように膨らんで見える”ことから、当時のロレックス・オイスター・パーペチュアルの通称となったのです。
1930年代に腕時計の防水機能が確立されていなかった時代に防水性能を獲得し、それまで世に出ていた自動巻機構を実用性の伴った、オイスター・パーペチュアルの開発を成遂げたのはロレックスであった。
つまり腕時計の歴史上の人物であり、革命的・天才時計職人であるアブラハム・ルイス・ブルゲの手によって、 世に送り出された自動巻機構を、従来の物からゼンマイの巻き上げ効率を高めるため、360度回転のAUTO・ROTOR機構のムーヴメントを完全防水ケース (オイ スター)で包むことによって、革新させ商品化を成し遂げたのだ。
ハンス・ウイスフドルフ氏がロレックスを創設されたのは1905年、腕時計が登場するのは1910年代の後半である。約10年の間で手巻き機構のムーヴメントに、 改良が加えられたものでAUTO・ROTORの分だけ厚みが加わり、独特の膨らんだ形状の裏蓋となり、 世界中のロレックスディーラー&コレクター達がこれをバブル・バックと名付けた。
アンティーク時計市場では、現代の時計にはない、ぬくもりと、クラシカルな味わい深さを感じさせ、世界中に多くのファンを持つ、ロレックス屈指のヴィンテージウォッチとして認知されています。
バブルバックに、人気が集まるもう一つの理由には、デザイナーが、技巧を凝らした様々なバリエーションを持つインデックスの書体やケースデザイン、針の形状が多種多様にあるのです。
確か1950年代モノって言われた覚えがあるアンティークロレックス。
この小ぶりなサイズ感もいいし、バブルバックが手首の骨と骨の間にシックリおさまってくれるんです。
文字盤はユニークダイアル、これが僕のこだわりポイント。
インデックスの、Ⅰ、Ⅱ、Ⅹ、ⅩⅠがローマインデックスで4、5、7、8がアラビアインデックスになっているのが、この時代の僕が好きな文字盤なんです。
しかもリダンされていないオリジナルなので焼け具合もイイ感じ。
ピンクゴールドのオイスターケースでも、この文字盤だとイヤらしく見えないので気に入ってます。
ベルトはクロコの上品な茶系にしました。
バックル部分に王冠マーク。
パネライしているとその重さを全く感じさせないほどの軽さ。
リューズにも王冠マーク。
この膨らみがバブルバックなのだ。
この裏蓋の丸みが腕に馴染むんですよね。
夏になるとコットンカラーパンツや短パンでキレイ目プレッピースタイルになるので、その時に付けるとビシッと引き締まるんです…
もう20年前、結婚した時に買ったモノですが、今でもちゃんと動いています。
やっぱり世界の一流品と言われるモノは、時代を超えても廃れないもんですね…
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