1884年アメリカ北東部・マサチューセッツ州ミドルボローでチャールズ・H・オールデンにより創業された老舗の革靴ブランド。
当初からカスタムメイドでのシューズやブーツづくりで定評を得て、世界大恐慌や第二次大戦を経て、同業他社が低コストの大量生産や工場の海外移転に走る中でも、高級靴や整形外科的な見地から設計した矯正靴の少量生産に徹し続けているそうです。
それで履きやすいんですね。
オールデンと言えばこのチャッカブーツ。
多くのラスト（木型）を保持しているオールデンの中でも、汎用性の高い”バリーラスト”を採用しています。
確かに履きやすいユルさがありますね。
アッパーには最高品質とされるホーウィン社のコードバンを使用。
この通称”ナンバー８”と呼ばれるダークバーガンディの色は、オールデンならでは。
磨くほどに艶を増していきます。
コードバンは形状記憶の性質を持っていますので、履いていくうちにオーナーの足に沿った形に変形するそうです。
コードバンならではのシワがだんだん好きになってくる。
多分10年位は履いてます…
グッドイヤーウエルテッド製法独特のコルクによって中底が沈み込む性質と融合する事によって、「世界に一足しか無い」自分の足に合った靴として成長していくんだそうで…
コードバンの艶と光沢を出す為に、僕はキウイのパレードグロスと水滴を使って磨き上げます。
至福の時…
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