朝、今日も学校がある。

 

私は相変わらずのルーティンとして、味噌汁を温め、お茶を入れる。

そうしているうちに、息子が目を覚まし、着替えなどをしてから味噌汁をすする。

 

彼は視力があまり良くないため、めがねをかけている。

が、朝は面倒なのか、出かける寸前に装着しているらしい。

 

少しのんびり過ごしすぎたか、バタバタをミナリを整えてから玄関へ。

 

「あ、めがね忘れた!」

部屋まで戻るのは面倒そうなので、私が取りに行ってやると提案すると、

「まあ、今日はイイや。」

「え」

息子よ、君は一体、学校へ何をしに行くつもりなんだ?

何が、どう、いいのか、さっぱり分からない。