以前、ナカラ郊外で鉄道工事を行っている中国企業に作業員として
勤めるモザンビーク人からの不満が新聞に掲載されていた。

その主な内容は賃金未払いなどであったのだけれど、
その一部に毎日毎日、昼食に中華料理を強制されているという、
私からしたらここナカラではこの上なく羨ましいことであった。

しかし慣れない中華料理を来る日も来る日も食わされるというのは、
モザンビーク人にとっては耐え難い苦痛であったのであろう。
現に、新しくナカラにオープンした中国福天酒店には物珍しさから
モザンビーク人も食べにやってくるのだけれど、
出された中華料理を完食していく現地の人に私はまだ会ったことがない。

それでも炒飯は持ち帰ったりするのだけれど、
こと焼き餃子に関してはモザンビーク人の口には合わないらしく、
一皿に盛ってある
15個ぐらいのうち2個ぐらいしか食べず、残していく。
あァ、私が欲しいよ、その残り…と思いながらいつも横目に見ている。

文化風習が違えば、様々なところで問題が出てくるのが常である。

新たな事業が次々に流入しているナカラ経済特区でも例に漏れず、
近年のナンプラ州内における労働争議が最も紛糾している場所となっている。

それは、ナンプラ州労働争議仲介調停センターによると、
20141月から9月までの間で発生した労働争議は約620件にものぼり、
その大部分がナカラ経済特区関連であるという。
うち約
430件は前向きに解決され、約170件が暗礁に乗り上げ、残りが係争中とのこと。

これらには約
54020,000人の労働者が関与している状況であり、
分野も商業、土木、民間警備、ホテル観光業など多岐にわたる。
主な係争理由は不当解雇、残業手当未払い、給与改定等にかかるものであり、
当局は担当官らの能力強化を図りながら現在の争議解決に
最大の注力を行っていく方針であるという。

こうした様々な投資が入ってくることで、当局の能力強化も
同時進行していかなければ対応しきれないとは、長い目で見ると
投資というのは様々な事柄がかみ合って発展してゆく起爆剤にもなり得るのだなァ。


ナカラの町中


ビーチ


参考:
2014115日付けNotícias紙電子版(http://goo.gl/jj1MT2