カシューナッツはナンプラで収穫される特産の一つである。
国道沿いにも売り子がたくさん出ているし、
町中にもすでに煎ったカシューナッツがタライに入って、
駄菓子感覚で手のひら分だけを数円で買うことができる。
しかもきちんと密閉されてきれいに店に陳列されている
どこかの工場で大量生産されているようなものよりも、
見た目は悪いが道端で売られているものの方が味が濃くて美味しい。
マンゴーと並んで、カシューナッツの樹もそこらに雑然と
生えているので、手作業でも収穫の手間を少しかけるだけで
現金収入に繋がるのだから、肥沃な大地に感謝である。
銅、マグネシウム、亜鉛などのミネラル分も多い。
そしてビタミン類、食物繊維が多く含まれているのが特徴である。
オレイン酸は悪玉コレステロールを減らし、過酸化脂質を作りにくくし、
脂肪燃焼を助ける効果があるというから、ダイエットや生活習慣病、
糖尿病予防にも効果的であるとされている。
私たちがナッツとして食べている部分はカジュー(Caju)の
実の上にくっついている部分で、実の部分は絞ってジュースにする。
ちなみにカシューナッツの殻を利用してオイルを作ることもできる。
その精製工場がナカラに建設されることが決定した。
これはモザンビーク国内のみならずアフリカ大陸において
初めて設置されるもので、中国からの2,000万米ドル
(約23億円)の投資事業である。
今季のカシューナッツの取引量は前期比20%増の8万トンに上っているという。
このカシューナッツの殻から精製されるオイルは、航空、化粧品製造、
衛生産業の中で利用されており、すでにインド、中国、ブラジルにおいて
そのオイルの精製を通じた農村部での雇用機会創出や地域開発の実績を持つ。
アフリカではまだ未開発のこの分野での参入が
モザンビークのここナカラで初めて行われるということからも、
国内外からの期待が伺える。
ナカラの町中でもカシューナッツから作られた化粧品類が
店に並ぶのも、そう遠くないのだろうなァ。
参考:
2014年11月7日付けNotícias紙電子版(http://goo.gl/RPTylb)
カシューナッツの効用()http://goo.gl/b5V8Rn



