いつものように公設市場で野菜を物色していたら、見かけない野菜と出会った。

売り子:「セニョーラ、これどう?」

わたし:「これ何?」

売り子:「キュウリだよ」

わたし:「えっ、キュウリ?」(不審な視線を投げかける)

なぜなら普段出回っているキュウリとは全然見た目が違ったのである。
その2030cmほどの緑で細長いゴーヤのような野菜は、
どちらかというと巨大なオクラといった風貌である。
まァ、キュウリもオクラも緑で細長いので、
かぼちゃとキュウリほどは差がないけれども。

わたし:「どうやって食べるの?」

売り子:「皮をむいて、玉ねぎやトマトと一緒に煮たり、炒めたりするよ」

わたし:「ほぉー、いくら?」

売り子:「
6本で50MT(約150円)!」

わたし:「じゃ、買うわ」

売り子:「まいどー。食べたら感想聞かせてね!」

というわけで、うちにやってきた巨大オクラの正体を
早速インターネットで調べてみたところ、日本では
トカドヘチマ(十角糸瓜:表面に十の角がある)と呼ばれ、
インド原産で南アジアから東南アジア、東アジアにかけての
広い範囲で栽培されている野菜だということが分かった。

日本でも沖縄や南九州で栽培が行われているらしい。
観葉植物やスポンジとしての利用もあるが、もっとも大きな
利用は未熟果を野菜として炒め物や煮物などに使用されるとのこと。
Wikipediaより)

キュウリと同じウリ科であるし、
調理方法も売り子の言っていた通りであった。
いつも適当なのかと思いきや、
たまには本当のことも教えてくれるんだなァ。

今夜、ひき肉とナスや人参などと一緒に中華風炒めにしてみようっと。


トカドヘチマ