銀行の前で車を停めると、どこからともなく現れる野菜や果物の売り子たち。

公設市場で買うよりは物がいいものもあるのだけれど、
いかんせん割高なので、あまり彼らからは買わない。

売り子
1:「奥さん、バナナあるよ、バナナ!」

売り子
2:「こっちはオレンジ!パパイヤもあるよ!」

と、まくしたてられる。
一通り彼らがまくしたて終わるのを待ってから、

わたし:「ごめんなさいね、今日はいらないわ」

売り子
1:「奥さん、バナナだよ!バナナ!美味しいよ!!」それはさっき聞いたよ。

わたし:「とにかく、今日は買わないから」

と言って去る。

売り子
1:「じゃあ待ってるから!」だから、買わないって。

用事が終わって車に戻ると、またどこからともなく同じ売り子がやってくる。

売り子
1:「奥さん、待ってたよ!バナナ!
     これ
2kg100MT(約300円)でいいから!
        2kgでたったの100MT!!」いや、頼んでないし。

売り子
2:「こっちはオレンジ!パパイヤもあるよ、
     ほらこんなに大きいの!!」それもさっき聞いたってば。

わたし:「ほんと、今日は買わないから」

売り子
2:「あ、アボカドがいいんだね!旦那さんが好きだからね!」

なぜ、あなたたちはうちの旦那の好みまで知っているんだ。

売り子
1:「分かった!とりあえず味見してみて、これ、バナナ!
     美味しいんだって!」いや、疑ってないって。

売り子
1:「ほら」

わたし:「いや、うん、ありがと。でもとにかく今日は買いませんから。また今度ね」

売り子
1:「今度って何時!?」

わたし:「いや何時っていうか、別の日ね」

売り子
1:「明日!?」

わたし:「わからないよ~、じゃあまたねー」

と言いながら、もう車のエンジンをかける。
いやはや今日はなんともしつこかった。
あまり邪険にしても、車に嫌がらせとかされたら嫌なので、
そのバランスが難しいものです。

それにしても、タダでバナナもらっちゃったよ。
ナカラのバナナ事情についてはまた今度。