最近は雨期なので、雨がよく降る。
朝からぐずぐずと降っている日もあれば、
ピーカンだったのに急に雨が降り始める日もある。
なぜか洗車するとすぐ雨に降られる気がする。
ピッカピカになった車体は雨に降られるともちろん濡れ、
道路は舗装されていないので、すぐに灼熱の太陽に乾かされた
砂が車体にまとわりつき、車はすぐに汚くなる。凹む。
とはいえ、慢性的な水不足を解消するためにも
雨にはたくさん降っていただきたい。
その水不足を解消するために、私の暮らす町ナカラと
州都ナンプラの間に、ダムが建設が進められていて、
近頃ダム自体は完成したらしいのだけれど、
ダムから町に水を引いてくる工事がまだ行われておらず、
ダムはまだ動いていない。この感じが途上国っぽい。
ナカラの町でも水道が引かれている地域と
まだ引かれていない地域があり、引かれている地域でも
経済的な理由から、水道を引いていない家庭もたくさんある。
これらの水供給システムの普及も、課題の一つとなっている
わけだけれども、気になるのは、町で漏水が非常に多いことである。
万年工事中の水道管などはなぜかよく破損し、そこから水が流れ出ている。
住民は普段、水を購入しなければならないが、漏水はタダなので、
修理工が来るまでの間、大人たちは我先にとその水を汲みに行き、
子どもたちはその水で体を洗う。
原因は分からないが、恐らく水道管自体の品質が
あまりよくないことや、技術屋が不足しているため
一か所に時間を割けず、とりあえずの応急処置で済ませること、
またその技術が低いためなどが挙げられるだろうか。
しかし漏水というのは、何もここナカラだけの話ではないらしい。
それは途上国に限らずどの都市にでも、水道管の劣化などによる
漏水というものがあるらしい。
昔は30%もの漏水率があった東京も現在のそれはわずか3%。
パリで5%、ソウルで6%、ロサンゼルスで9%、モスクワで15%、
バンコクやロンドンでは30%、ニューデリーで40%、
マニラで60%などとなっているようである。
ちなみにここモザンビークの首都マプトでは50%であるらしい。
アフリカにも60%を超える漏水率をたたき出している国も
あるようで、なんとももったいないと思うのである。
しかしあれだ、60%もだだ漏れってすごいことだ。
出典:
・African Development Bank Group ”Project Performance
Evaluation Report for Mozambique: Maputo Water Supply Rehabilitation Project / Zambia: Central Province Water Supply and Sanitation Project -Approach Paper-”(2011) http://p.tl/PE4a
・Asian Development Bank “Water in Asian Cities:
Utilities Performance and Civil Society Views”(2004) http://p.tl/C969
・東京都 くらしと統計2013 http://p.tl/k6Wl
