幸いにも私は賃金未払いとは縁なくここまでやって参りましたが、
ここモザンビークでは賃金の未払いは日常茶飯事なようで。

私のポルトガル語の家庭教師
Lurdes先生は、
昨年の
10月から公立小学校で教諭として勤務しているが、
初任給がまだ貰えていないという。

そう、賃金未払いである。なんと、なんと。
1年も未払いとは…もはや言葉もない。

Lurdes
先生の場合は、公立学校の先生ということで、
給料は学校が支払うわけではなく、所轄の役所が
教員登録から支払先銀行口座の登録などすべての手続きを行う。
しかも彼女の場合は公立の教員としての採用が
初年度だったために、最初の
4か月は試用期間であった。
が、その後
6か月目からは通常通りに給料が支払われる予定であった。

ということは、今年の
4月からは滞りなく全額の給料が
支払われていなければならなかったということになる。
しかも契約書にはきちんと支払いがされる旨が書かれているという。

しかし現状は、そこからさらに
6か月が経過した今なお
彼女の
1年分の給料は未払いである。

彼女はもちろん怒っているし、それがモザンビークの抱える
問題の一つであるとも言っているのだが、そんなことを
言っても支払われていないものは支払われていない。

真面目に働いているのに、賃金が支払われないというのは、
私の感覚からすると、とんでもないことに思えるのだが、
押しても引いても支払われないものは仕方がない。

役所の財務担当の人や他の上長にも掛け合ったらしいが、
いつもああだこうだと言われて結局は煙に巻かれてしまうらしい。

しかし、お役人や警察官など他の公務員で、滞りなく給料が
払われている層もいるのだろうから、先生という立場が
他に比べて弱いのかもしれない。

とにかく、どうにかならないものだろうか。


先生と7月に生まれた次男
(この日持参したおむつをすべて使い切ってしまったため、
しかたなくカプラナでおむつ代用。冷や冷やした)


授乳の際なぜか頭をかかえる息子