モザンビーク人を2種類に分けろと言われたら、
私の知る範囲(かなり狭い)での独断と偏見により、
イケメンタクシー運転手M氏を代表とする
「5分前行動は当たり前、明日と言ったら明日です」
タイプと、途上国に一般的に見られる
「待ち合わせ時間は家を出る時間のこと。
明日というのは明日を含む数日間または数週間のことを言う」
タイプに分けられる。
前者の性質の割合が多ければ多いほど、日本での感覚に近くなる。
ポルトガル語の家庭教師としてLurdes先生には我が家に
週3回通ってきてもらっているのだが、M氏を通じて
A氏がその送迎のほとんどを担当している。
最初のうちこそ5分や10分の遅刻で済んでいたが、
そのうちだんだんその時間が長くなっていき、遅刻は当たり前。
とうとう1時間や1時間半経っても迎えに来ないことがでてきた。
携帯にメッセージを送っても電話をしても、返事は
「今、向かっています」や「もうすぐです」と言うばかり。
さすがに1時間半来なかったときはしびれを切らし、
私が自分の車で先生宅まで送り届けたほどだ。
この送迎は月契約にしているのでさすがに目に余ると思い、
契約者であるM氏に物申そうと思ったところ、
もともとLurdes先生とM氏が友人だったために、
事態はすべて筒抜け、仕事においてキッチリしないことを
何より嫌うM氏は激怒、今後改めないならもうお前は使わない!
ということでA氏はとことんしぼられたそうだ。
その後のA氏の代わりようたるや素晴らしいものである。
毎回5分前に来て、必ず「もう着きました」と連絡をくれる。
今までは送迎時に他のお客と乗り合いのこともあったのだが、
それも随分と減った。A氏もやればできるじゃないか!
M氏のことは絶対に怒らせないようにしないとなっ。