日曜日は丸一日停電していた。
久しぶりの丸一日の停電である。
11月から3月の雨季の間はこの停電丸一日というのが少なかった。
最近はまとまった雨が降る日もあまりなく、本格的に乾季に突入したよう。
こちらに来たばかりの10月から雨期に入るまでは
毎週のように日曜日は丸一日停電していた。
日曜日は丸一日停電するので、皆海に遊びに行くと聞いて、
なんて合理的な人たちなんだと非常に感心した。
そのためビーチは夏休みの九十九里海岸さながらのいもっころがし状態である。
よって私たちはビーチに行くとしても、それは土曜日と決めている。
ともかく、私の個人的な感覚としては雨季の方が停電が
多発するようなイメージがなんとなくあったので、ちょっと
調べてみたところ、なるほど電気を水力発電でまかなっているから、
乾季は停電が多いという結論に達した。
モザンビーク西部に位置する内陸のテテ州には、
カオラバッサダムというサブサハラ最大の水力発電所がある。
この施設はポルトガル植民地時代の1974年に作られたもので、
当時特筆すべき工業が自国になかったため国内向けでは採算が合わず、
地域最大の発展国である南アフリカへの電力供給を主眼としていたらしい。
ダムから伸びる高圧線はそこからすぐ西のジンバブエに入り、
モザンビーク領内には一度も戻らずにそのまま南アフリカまで南下している。
この国、全国平均の電化率は16%なのだが、
近年経済発展が急速に進んでいるため、
自国に必要な電力をなんと南アフリカから買っているのである。
自国で作られた電力を他国から買っているのだ。
この価格交渉は熾烈を極め、23億ドルかけて
モザンビークの南部と北部間に送電線を通さない限り、
南アフリカへの電力供給依存は続くことになる。
電力供給分配における契約は2029年まで期限があるらしい。
そしてこの施設はポルトガルが82%を保有していたのだが、
2007年についにその買収を達成した。
ちなみにこの施設、全力で稼働するとアフリカ全土の
電力供給を賄える可能性があるという。Que coisa!(なんてこったい!)
モザンビークは本当に資源(チタンや石炭、天然ガス、
とうもろこし、砂糖、カシューナッツ、エビなど)の
豊富な国なのだと思い知らされる。
それらを国際援助を受けながら経済発展に繋げてきた。
そして今やビジネスの視点を持った人たちがブラジルや
中国、日本からがどんどん入ってきている。
どうか資源と利益だけをかっさらっていってしまう
やり方だけは避けてほしいと願わずにはいられない。
そして願わくば、一般家庭への電力供給も早い段階で安定させてほしいです。
参考:ル・モンド電子版2009年12月号http://www.diplo.jp/articles09/0912.html
JICA特別対談http://www.jica.go.jp/aboutoda/ikegami/06/p2.html
外務省ODA資料
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/kuni/08_databook/pdfs/05-45.pdf
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/kaikaku/tekisei_k/pdfs/05hokoku_mozambique.pdf
久しぶりの丸一日の停電である。
11月から3月の雨季の間はこの停電丸一日というのが少なかった。
最近はまとまった雨が降る日もあまりなく、本格的に乾季に突入したよう。
こちらに来たばかりの10月から雨期に入るまでは
毎週のように日曜日は丸一日停電していた。
日曜日は丸一日停電するので、皆海に遊びに行くと聞いて、
なんて合理的な人たちなんだと非常に感心した。
そのためビーチは夏休みの九十九里海岸さながらのいもっころがし状態である。
よって私たちはビーチに行くとしても、それは土曜日と決めている。
ともかく、私の個人的な感覚としては雨季の方が停電が
多発するようなイメージがなんとなくあったので、ちょっと
調べてみたところ、なるほど電気を水力発電でまかなっているから、
乾季は停電が多いという結論に達した。
モザンビーク西部に位置する内陸のテテ州には、
カオラバッサダムというサブサハラ最大の水力発電所がある。
この施設はポルトガル植民地時代の1974年に作られたもので、
当時特筆すべき工業が自国になかったため国内向けでは採算が合わず、
地域最大の発展国である南アフリカへの電力供給を主眼としていたらしい。
ダムから伸びる高圧線はそこからすぐ西のジンバブエに入り、
モザンビーク領内には一度も戻らずにそのまま南アフリカまで南下している。
この国、全国平均の電化率は16%なのだが、
近年経済発展が急速に進んでいるため、
自国に必要な電力をなんと南アフリカから買っているのである。
自国で作られた電力を他国から買っているのだ。
この価格交渉は熾烈を極め、23億ドルかけて
モザンビークの南部と北部間に送電線を通さない限り、
南アフリカへの電力供給依存は続くことになる。
電力供給分配における契約は2029年まで期限があるらしい。
そしてこの施設はポルトガルが82%を保有していたのだが、
2007年についにその買収を達成した。
ちなみにこの施設、全力で稼働するとアフリカ全土の
電力供給を賄える可能性があるという。Que coisa!(なんてこったい!)
モザンビークは本当に資源(チタンや石炭、天然ガス、
とうもろこし、砂糖、カシューナッツ、エビなど)の
豊富な国なのだと思い知らされる。
それらを国際援助を受けながら経済発展に繋げてきた。
そして今やビジネスの視点を持った人たちがブラジルや
中国、日本からがどんどん入ってきている。
どうか資源と利益だけをかっさらっていってしまう
やり方だけは避けてほしいと願わずにはいられない。
そして願わくば、一般家庭への電力供給も早い段階で安定させてほしいです。

そんなことは露知らず
「あの、ご飯はまだですか?」
のんきなもんです。
参考:ル・モンド電子版2009年12月号http://www.diplo.jp/articles09/0912.html
JICA特別対談http://www.jica.go.jp/aboutoda/ikegami/06/p2.html
外務省ODA資料
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/kuni/08_databook/pdfs/05-45.pdf
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/kaikaku/tekisei_k/pdfs/05hokoku_mozambique.pdf