大家さんのお手伝いさんが買い物から帰ってきたとき、
何の気なしに「なに買ってきたんですか?」と話かけてみたら、
Polvo.」という返事が返ってきた。

ああ、知らない単語です、それ。
Polvo???」とオウム返すと、買ってきたPolvoを見せてくれた。

タコ!

市場に行くと、野菜や果物の生鮮食品売り場と並んで、乾物屋が軒を連ねている。
そこでは魚介類の乾燥させたものが売っているのだ。

まだ買ったことはないのだけれど、見せてくれたその
Polvo
ガッチガチに乾燥して熨されているわけではなく、少し柔らかそうだった。

皆さんはこれらの乾燥魚介類を煮戻しておかずにして食べる。
生のものよりも保存がきくのはもちろんのこと、生よりも安価で手に入る。

お手伝いさん:「カルネディカプリオにするのよ」

わたし:「カルネディカプリオ?(
Carneは肉のことだけれど、
ディカプリオって何だ?…俳優か?…
Carne de カプリオ??)」

お手伝いさん:「そうよ」

わたし:「・・・」

どう調理するのか気になったので、調理しているところにお邪魔させてもらった。

1.一口大にした乾燥タコを湯で戻す
2.別の鍋にトマトを炒め、トマトペーストを加えて少し煮込む
3.トマトの方の鍋に戻ったタコを入れ、さっと炒める
4.水を足し、少し煮込んで完成

これをシマ(トウモロコシ粉を水で溶いたものを蒸した
モザンビークの主食)と一緒に食べるらしい。

初めてキッチン(屋外にあるコンクリート製)に足を踏み入れたけれど、
調理は炭火で行っているのでサウナのように熱気がすごい。
そこに入った途端に毛穴という毛穴から汗がわいてきた。
料理の後にお手伝いさんが毎回水浴びをするのも納得の環境だった。

それにしてもいい香りがたちこめて、食欲をそそる、そそる。
今度タコ買ってやってみよう。


母屋とうちの間の中庭にあるキッチン