ポルトガル語の授業中、Lurdes先生の携帯電話が鳴った。
それに「Amo.」と出る先生。電話が終わり、すかさず、

私:「
Amoって言った?」

先生:「
Amoって言った。」
と、はにかむ先生。

Amo.
とはAmarという動詞の一人称で「愛する」という意味を持つ。

私:「誰?彼氏?」

先生:「んー…うん。」
先生、彼氏いたんだー知らなかったよ~。

私:「え~、誰?」

先生:「
XXX

私:「なに?彼の名前?」

先生:「うん、彼の名前。彼のこと知りたいの?」

私:「知りたい!何歳?」

先生:「えーっと、
5歳差だから30歳ぐらい?」

私:「どのくらい付き合ってるの?」

先生:「うーん、知り合って
3年ぐらいかな」

私:「仕事は何してるの?」

先生:「農業関係だよ」

私:「子どもはいるの?」

先生:「息子が一人いる」

私:「何歳くらい?」

先生:「私の息子と同じぐらいかな」

私:「そーなんだー、結婚しないの?」

先生:「したいとは思ってるんだけどね。
まだ分からないなぁ、この町には女性がたくさんいるからね!」

…女性がたくさんいると言えども、問題はそこなのか…
国が違えば色々な考え方があるもんだ。
本当に女性が多いのか少しインターネットで調べてみたところ、
統計的に見て先生の言っていたことは本当だった。

モザンビークは人口が日本の約
5分の1の約2,350万人(2012年)だが、
先生の年齢層である
2554歳の人口分布では特に女性が多くなっていた
(男性約
297万人:約40%、女性約338万人:約60%)のである。

そして調べていくうちに驚くべき事実を認識することとなった。
それは、日本の
65歳以上の人口(約2,975万人:2011年)が
モザンビークの全人口(約
2,390万人:2011年)を上回っているということ。

ちなみに現在日本の
65歳以上の人口は全体の約23%で、
モザンビークの
65歳以上の人口は全体の約3%で約70万人(2012年)となっている。

また、モザンビークの平均寿命は男性
50歳、女性52歳であり、
日本は男性
80歳、女性87歳となっており、これに関係してくるのが、
衛生施設利用者の割合だが、モザンビークでは
17%の人しか
衛生的な施設にアクセスできないという。
もちろん日本では衛生施設利用者は100%となっている。

さらに興味深いのが、モザンビーク国内で
Officialに母国語を
ポルトガル語とする人たち(=高等教育を受けている人たち)の
割合は
10.7%であり、教育レベルと衛生施設利用者の数字にも
関係性があると言えるかもしれない。

私は何の専門家でもないので、これらの数字から、
だからなんだというわけではないのだけれど、
先生の
Amo.の一言から両国の色々なことを知ることとなりました。

簡単にまとめてみました