「The town
itself has nothing of interest for travellers」
旅行者用ガイドブックlonely planetのモザンビーク版にある
ナカラの町の説明はこのような文章から始まる。
まったくもって「よし、ナカラに行こう!」などとは
思わせない文章だが、そこはぐっと我慢して読み進めてみた。
なぜなら216ページ中、ナカラの説明は1ページしかなかったから。
近隣の町への行き方などが書いてあるところに長距離シャッパ
(バンの乗合バス)の乗り場の説明が書いてあった。
「XX行のバスは毎朝、電話局の隣の大きな木のあるところから出発します」
なんと。
世界中で出版されているガイドブックなのに、この書きよう。
まず「朝」って何時?そして「大きな木のあるところ」って…
確かにこの説明でどこかは分かるのだけれど。(他に目印がない)
この説明の仕方はここでは一般的らしく、
まず住所を行っても分かってもらえない。
インターネットの契約をしに電話局に行った時のこと。
お姉さん:「電話線が引けるかどうか一度見に行くわね。ここに住所を書いて」
素直に住所を書くわたし。
お姉さん:「どこの近く?」
わたし:「モコーニペンションの近くです」
お姉さん:「で、家は何色なの?」
わたし:「はい?家の色?」
お姉さん:「家の色覚えてないの?白?黄色?」
わたし:「えーっと、し・・・ろ?うん、白です」
お姉さん:「で、他には?」
わたし:「え、他に?えーと、家の前に
大きなマンゴーの木が2本あります」
お姉さん:「はいはい、
『家の前に2本の大きなマンゴーの木』
(申込用紙の備考欄にそう書いていた)と。
じゃあ金曜日に技術者が行くから」
わたし:「何時ですか?」
お姉さん:「それは分からないわよ~、家に誰かいさせてね。
じゃ、終わりよ、ありがとう」
とまぁ何をするにもこんな感じなのですね。
トイレの水漏れの修理が来るから。と言われて待てど来ず。
「何時に来るの?」と大家さんに聞けども
「午後だよ、午後なんだから2時か3時か4時だな」となる。
ざっくりだなー
