大型スーパーでお鍋やら食器やら、包丁やら食料品をたくさん
買い物したとき、後ろに並んだのは
1つか2つの商品だけを持った
強面のお兄さん。

レジでいつものようにマイペースにおしゃべりしながら
レジ打ちをするおばさんと、バーコードを読み取り終わった
商品を袋詰めしてくれるお姉さんを横目に、

「遅くてすみません」
と、その強面お兄さんに心の中で謝っていたとき、

「チャリーン…」
と、私の足元にそのお兄さんの手元からコインが落ちてきた。

おもむろに拾い上げて渡すと、なんともとろけるような笑顔で
「オブリガード」とほほ笑むお兄さん!

この国の人たちは、私から見ると真顔がムスッと見えてしまうだけで、
いい人たちのような気がしてきた。