「いつから嘘を吐かれていたんだろう…本当は何処に居るんだろう…」


旦那への心配と疑心、今ある金銭的な不安が入り混じり、今後の自分の人生の先行きが見えなくなってしまった事で私は混乱していました。


その上、私の父を間に挟まないと話が出来ない??全く意味が分かりません。


正直何を言っているのか意味が不明過ぎて、上手く理解する事が出来ませんでしたが、思えば私の父は、ずっと彼の事を気にかけて、毎日連絡を取ってくれていました。


自分の味方をしてくれるから、私との間に父を挟みたいのか…?


よく分からないままでしたが、クリスマスもお正月も近く、父親が帰って来ない家でどちらも過ごさなければならない子供達の事を考えると胸が締め付けられる気持ちになりました。


しかし、そう考えれば考える程に、旦那の所為でその事が起こっている事への悔しい気持ちと、旦那からの理不尽な仕打ちへの怨みと憎しみが溢れ出して止まらなくなります。


この気持ちは、どうしたらいいの??

旦那に憎しみが湧き出過ぎて、怒りと怨みと憎しみと悲しみが胸の中でぐるぐる混ざって気持ち悪い…

吐き気と憎悪に苛まれながら、考える。


「どうしたら私は元に戻れるの?

このままじゃ、お腹の子供は父親を知らない子になる。

…でも、私はそんなに強くない。

傷付けられて、ボロボロになった心を抱えて、一人悲しみに浸る…?


いや、無理でしょ。


だって、私は3人の子供達の母親だから。


子供達の為に。

私の心が例えどうなろうとも、心の中で泣き叫びながら、折れる程歯を食いしばって、骨が折れたとしても、両脚でしっかり立って歩かなければ。

私がどうなろうが、この子達を死なせる訳にはいかない。


旦那から裏切られて、去られた今、私は子供達の母親でしかないのだから。」