日本における新型コロナの流行と減少傾向とアジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどの感染者数傾向をみるかぎり、日本だけが異常に感染者数が減少またはゼロになってきているらしい。
私は医者でもなく免疫学もしらないズブの素人であるが、熱交換ではプロである。その熱交換の観点からひとつだけ、コロナの感染者減少傾向と増加傾向の時期について、ちょっとしたトリガーがあるのではないかと気になったので記載させて頂く。
最近の日本を含めたアジアの国々ではかなり落ち着きつつある感染者数と少なくなってきた重症者数であることは、ニュースだけでなく仕事仲間の複数のアジアメンバーとのメール、SNS,web会議で確認していた。しかしオーストラリアでは日本からみれば今更ながら異常なくらいの増加傾向に転じているらしく海外への渡航を完全制限するらしい。
実は10月の時点で、私個人の想像ではあるが、仮説を立てていた。
それは、匂い、VOCなどが急激に加湿状態から除湿された時に結露水としてこれらの匂い、VOC群が水中に閉じ込められることを過去の実験にて実証していたため、もしかするとコロナウイルスもほぼ空気感染している状況であるので、浮遊したエアゾル傾向であるならば、加湿状態から除湿状態へ転じる秋の後半に結露として閉じ込められてしまうのではないかと想像していた。
ここで注意があるが、加湿、除湿の指標は相対湿度%ではよく解らなくなってしまうため、絶対湿度kg/kgでの評価で考えないと誤魔化されてしまうため注意が必要である。
したがって、日本を含めた北半球の真夏に高湿度の加湿気味の地域では冬に向かうにつれ、除湿傾向となる。
真夏でもあまり湿度がない地域では冬に向けてのこの除湿傾向も少なくなってしまうため該当しない。
日本はアジアの中でも真夏はかなりの高湿度環境である。タイやインドネシアより東京の夏は厳しく沖縄が一番涼しい。これは湿度量の違いによる空気中のエネルギー量(エンタルピ)がぜんぜん違うからであり、身体も放熱する熱交換器であるから、空気中にエネルギーが多く含まれる高湿度環境では、体温は放熱できなくなるからである。エネルギー第二法則の一部!
話は反れたが、この季節的な大除湿シーズンである今の秋ごろでは、匂い、VOC、それにコロナウイルスまで結露水に閉じ込められると考えたとき、日本の感染者数現象傾向と近似するカーブとなるのではないかと、予測していた。
何度も申し上げるが相対湿度%で考えてはいけない。絶対湿度量kg/kg評価での湿度現象カーブで評価することが必要。
結果は皆さんがご存知の通りの減少であるが、一方でオーストラリアが気になっていた。もし上記の理論だった場合、南半球では真逆の春から夏への加湿期間であるため、コロナがエアゾルで漂い続ける可能性があると予測していた、
さらにマスクを嫌う国民性やアルコール消毒を徹底していない国である場合にはなおさら厳しいと考えた。
その仮説が結構現実になってきているのではないか?と思われる。
しかし日本は異常に健全化している理由としては上記の仮説だけでは成立しにくいとも思えるが、もうひとつ考えられる日本独自のトレンドとして、機能性ヨーグルトの登場により、風邪を引かなくなったと体感する人が増えているのも事実であり、私自身もその一人である。
そもそも人間は体内の免疫力如何でウイルス攻撃があっても重症化するかしないかがきまるらしいので、この機能性ヨーグルトねような食材は海外ではなかなか見かけない。単なるヨーグルトではない。もちろんお茶や生活スタイル、異常なほど潔癖となった日本国内のレストランなども影響しているはずではあるが。
このまま、海外からの渡航者流入がなく、冬を迎えていくと日本の感染者数がどうなるか、また春までの加湿シーズンにどうなるか、個人的に注視したい。
実務では、食品工場などの臭気対策、コンビナートなどの白煙防止対策、作業環境の暑熱対策などに弊社の技術が活用されていることから本仮説に至った。
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