お疲れ様です!遠藤工務店です!

昨日私の指揮するエアコン交換工事中にトラブル発生しました。

 

「交換業者が室外機を持ち上げると感電」

 

まあ業者さんが汗をかいていたのもあるのですが、凄く不思議な状態での感電でしたので注意喚起します。

 

「感電しているのにブレーカーが落ちない」

 

業者曰く「普段ならブレーカーが落ちるレベルの感電具合」だったそうですが、落ちることなく感電し続けたそうです。

危険と不思議に感じた業者が私に相談してきました。

 

そこで、施主さんの移動したエアコン室内機周りを見せて頂くよう交渉。

当然業者ですからこれを口実にエアコンの追加交換を打診しようとしているのではないかと疑われるわけで、良い顔はしてません。

 

私も「そう思われているだろうな」とは思いますが、感電しているのにブレーカーが落ちないとかそっちの方がよっぽど危険。

何事が起ったのか、エアコンの室内機周りに何かヒントがあるか中を見せて頂いた。

 

 

エアコン室内機のコンセントにたこ足が刺さっていて、分岐電源に

 

 

「非常用照明ライト(内臓バッテリー式)が刺さっていた」


これが室外機感電発生したのに分電盤のブレーカーが落ちなかった理由でした。

 

機械が感電しているという事は、予定外の電流を逃がしているわけで、機械のコンデンサーやICやROMに良い訳がありません。

寿命を縮め、誤操作や、最悪全損までの故障の原因になります。

 

エアコンのコンセントはエアコンのみで使うよう。

もし流用するならLEDを使った「逆起電流防止」された機械をエアコンの消費電力と家庭用コンセント電流最大値、1.5A(アンペア)を合計で超えないように注意して使ってください。

中国製の安いバッテリーに電気を貯めて使う製品や商品をエアコンの口に繋がないよう、

 

「絶対にやめろ!」


と、2024年7月19日10:00に申しておきます。

 

エアコンにこれを止める機能が無いことが判明しましたが、これはエアコンメーカーが悪いわけでは無く、利用するエンドユーザー側の運用の問題。

 

100Vだから業者は「やべぇ」くらいで済みましたが、200Vだともっと衝撃大きくなりますし、大変な事態になる所でした。

 

 

しかも業者側に非が無いので、大型バッテリーをエアコンの分岐電源で取っていて、うっかり室外機に汗だくで触れた子供がどうなるか・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

エアコンの室内コンセントは「エアコンのみで使う、簡易バッテリーを繋がない」を徹底して下さい!

 

しかもブレーカー落ちないので大変危険で怖い思いを業者がします。

ウッカリ触れた誰かが深刻な事にもなりかねません。

 

 

絶対に簡易バッテリー装置の配置をエアコンに絡めるのをやめてください!!

 

 

 

この問題、初出なので、できるだけ多くの方、業者さんに共有して頂けると助かります。

 

 

と、言うレベルの危険性なので、拡散よろしくお願いいたします。m(__)m

もしもっと早く知っていた業者さんが居たとして、公表していないのは「反社会的行動」と考えます。

上記の私が出すより先に知っていたなら、その業者のモラルは疑って良いかと思います、そういうレベルの危険な話でした。

 

一般の皆さんはエアコン用コンセントはエアコンのみで使うようにしてください。


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