時代が令和に決まってすぐ、ある焼酎の業者から
「当店で販売している焼酎に、“令和”のラベルを貼った、“令和ボトル”ができました!」
という営業の電話がかかってきた。
6本買ったら1本無料になるらしい(笑)
まぁ、ちょっとおもしろそうだし、入れてみるか~
そう思って発注した。
先日、あるお客様が「令和」のボトルを見て
「これ、特別に美味しいの?」
と聞いてこられたので
「いえ、ラベルだけですよ~」
と素直に答えたら
「そんな言い方ないわ~もっと、こう、お勧めする言い方あるやろ。」
・・・あ、確かに、と思ったものの、嘘はつけない。
中身はいつもと一緒なのだ。
「で、でも・・・味は一緒なのでね、嘘もつけないですし(笑)でも、美味しい焼酎ではあるんですよ!」
「いやぁ、それでは頼む気にならんわ。」
う~ん。まぁ、確かに。
そして少し考えた。どう返事したらよかったんだろう・・・
嘘をつくわけにもいかないし。
そっか。
どう返事するかの問題より、ラベルだけ特別で、味は何の特別でもないという、ややこしい商品を仕入れたのがわるかったんだ。
だって、お客様に、どう勧める?
ラベルが令和ってだけで飲みたくなる人、いる?
お勧めのしようがないものを、店に置いていてはいけない。
こないだ、叉焼を仕込んだ。
こっちは、一生懸命自分で研究して、何度も失敗して、ようやく今の味にたどり着いた。
こっちだったら、どんな風に仕込んでいるか、味、こだわり、なんだって語れる。
音楽だっておんなじ。
この人のどこがいいか、どこが好きで、どんなところが魅力なのか。
それが語れないなら、お客さんにお勧めのしようもない。
愛のあるお仕事をしていかないと、生き残れない時代だ。
上っ面だけでお商売していても
いつかメッキははがれていくんだな。
今更ながら、令和ボトルに学んだヒロなのである。
ModernTimesヒロ
ModernTimesホームページ
http://www.mtimes.jp
モダンタイムスサポーターズ倶楽部「KeepSmile」
https://keep-smile.fan/
ModernTimes店長ブログ
https://ameblo.jp/mdhiro/