IFO景気指数 IFO経済研究所
1.定義
ドイツ企業の今後の景況感に対する調査結果について、集計・指数化したもの
2.目的
・景気の動向(水準・方向性)を素早くかつ総合的に把握し、経済全体の動向を把握する
※この指数を見ることで、“欧州経済の牽引車”と呼ばれるユーロ圏で最大のドイツ経済、ひいてはユーロ圏全体の景気の先行きを予測できる
・その動向から、財政・金融政策の判断材料を提供する
3.調査
・調査名称
・調査時期 毎月
・調査機関 IFO経済研究所(Information and Forschung)
…ドイツの民間シンクタンクであり、6大経済研究所の1つ
・調査対象 ドイツ国内約7,000社
・調査内容 ・景気に関し、現況が「良い」「満足」「悪い」、今後6ヶ月で「より良くなる」「変わらない」「より悪くなる」というように、3択で回答を求める
・その回答をもとに、季節調整した景気動向指数を作成し、各指数を加重平均して算出する(2000年=100とする)
4.公表
・公表時期 翌月下旬
・公表方法 インターネット、刊行物、その他閲覧に供する方法
※IFO経済研究所 ホームページ → IFO
5.ポイント
景況感指数について、
・実数値をみて、水準を把握し、ピーク時・景気悪化前・基準時と比較する
・前年(度)比・前月比をみて、傾向を把握する
・指数が「100以上=景気は良い」「100以下=景気は良くない」と判断される
6.備考
・イメージとしては、日本の日銀短観、アメリカのISM指数などとよく似ている
・企業サイドの景況感を反映し、景気転換の先行指標と言われていることから、注目度は高い
7.実際のデータ
別途掲載
貿易収支 ユーロスタット
1.定義
ユーロ圏、英国各々の政府・民間が行なった財・サービスの輸出入を集計したもの
2.目的
・貿易の実態を正確に把握し、各国の外国貿易との比較をしやすくする
・国・公共機関の経済政策(関税・通商政策等)、私企業の経済活動の資料となる
3.調査
・調査名称
・調査時期 毎月
・調査機関 ユーロ圏:Eurostat(ユーロスタット)=欧州委員会で統計を担当する部局
英国:政府統計局
・調査対象 輸出入される財・サービス
・調査内容 総額など。ユーロ圏は通関ベース、英国は国際収支ベース
4.公表
・公表時期
・公表方法 インターネット、刊行物、その他閲覧に供する方法
※ ホームページ Eurostat(ユーロスタット)→ ユーロスタット
英国統計局 →
5.ポイント
輸出・輸入・貿易収支の総額(英国の月次ベースは季節調整値)について、
・実数値をみて、水準を把握し、ピーク時・景気悪化前と比較する
・前年(度)比・前月比をみて、傾向を把握する
6.備考
7.実際のデータ
別途掲載
消費者物価指数 ユーロスタット
1.定義
消費者が日常生活で購入する財・サービスについて、その価格動向を示す指数
(HICP:Harmonised Index of Consumer Prices)
2.目的
インフレ動向を判断し、金融政策の方向性を見極める
消費者物価指数は、ユーロ圏(※)内の国ごとに作成基準が異なるため比較が難しい。そこで、統一基準に基づいて、加盟国ごとに集計し合成したものが、この指標。
※ユーロ圏:欧州連合(EU)に加盟し、統一通貨ユーロを導入している諸国で形成する経済圏
EU非加盟国の英国は、独自に消費者物価指数を作成・公表。
3.調査
・調査名称
・調査時期 毎月
・調査機関 ユーロ圏:Eurostat(ユーロスタット)=欧州委員会で統計を担当する部局
英国:政府統計局
・調査対象 一般消費者世帯
・調査内容 上記消費者が平均的に購入する商品・サービスを固定し、総合的な価格の動きを指数化
4.公表
・公表時期 ユーロ圏:推計値=月末~翌月初 、速報値=翌月中旬~下旬
英国:翌月中旬
・公表方法 インターネット、刊行物、その他閲覧に供する方法
※ホームページ Eurostat → ユーロスタット
英国統計局 →
5.ポイント
・指数について、
・実数値をみて、水準を把握し、ピーク時・景気悪化前・基準時と比較する
・前年(度)比・前年同月比をみて、傾向を把握する
・1~3%の上昇率であれば、概ね適正な上昇率と言われる
※特に以下記載の通り、ユーロ圏は2%以下が目安
6.備考
・消費者物価は、景気動向による需給変化等の影響を受けやすいため、景気動向も見ておく必要がある。
・これらを一材料として金融政策が判断されるため、これを見て金融政策が今後どうなるかを予測する。
※ECB(欧州中央銀行)は、「物価安定=ユーロ圏のHICPが前年比2%以下」としており、そうなるように 政策金利を誘導する
7.実際のデータ
別途掲載
ドイツ株価指数(DAX)・FTSE100種総合株価指数 フランクフルト証券取引所・FTSE
1.定義
ドイツ株価指数(DAX):フランクフルト証券取引所に上場する銘柄のうち、主要30企業で構成する時価総額加重平均型の株価指数
FTSE100種総合株価指数(FTSE100):ロンドン証券取引所に上場する銘柄のうち、時価総額上位100銘柄で構成する時価総額加重平均型の株価指数
2.目的
株式市場の動向を把握する
3.調査
・調査名称
・調査時期 毎日
・調査機関 DAX:フランクフルト証券取引所
FTSE100:FTSEグループ
(フィナンシャルタイムズ(FT)とロンドン証券取引所(LSE)の共同出資企業)
・調査対象 DAX:フランクフルト証券取引所上場全銘柄のうち、代表的な30銘柄
FTSE100:ロンドン証券取引所上場全銘柄のうち、代表的な100銘柄
・調査内容 一定時点の株価(※)を基準値1,000として、時価総額加重平均で算出
※FTSE100の場合は、1983年12月31日を基準とする
4.公表
・公表時期 毎日
・公表方法 インターネット、刊行物、その他閲覧に供する方法
※ホームページ DAX → フランクフルト証券取引所
FTSE100 → FTSE
yahoo!ファイナンス → yahoo!ファイナンス
5.ポイント
DAX、FTSE100について、
・実数値をみて、水準を把握し、ピーク時・景気悪化前と比較する
・前年(度)比・前月比をみて、傾向を把握する
6.備考
各指数ともに、各国市場を代表する株価指標として、最も注目される
7.実際のデータ
別途掲載
失業率 ユーロスタット
1.定義
労働力人口に占める失業者の割合 失業率=失業者/労働力人口
※英国の失業率は、①社会保障受給者ベース、②ILOベースの2種類あり。報道されるのは①。
2.目的
・労働市場における需給動向(就業・失業の実態)を把握する
・その動向から、景気対策、雇用対策等の基礎資料を提供する
3.調査
・調査名称
・調査時期 毎月
・調査機関 ユーロ圏:Eurostat(ユーロスタット)=欧州委員会で統計を担当する部局
英国:政府統計局
・調査対象
・調査内容 就業者数、失業者数、失業率
4.公表
・公表時期 ユーロ圏:翌月下旬
英国:翌月中旬
・公表方法 インターネット、刊行物、その他閲覧に供する方法
※ ホームページ Eurostat → ユーロスタット
英国統計局 →
5.ポイント
・失業率について、
・実数値をみて、水準を把握し、ピーク時・景気悪化前・基準時と比較する
・前年(度)比・前月比をみて、傾向を把握する
・月次については、季節調整値をみる
・その要因を分析するに際し、労働力人口、就業者、失業者などの数も、同様に見る
6.備考
ユーロ圏の各国間では経済力に差があるため、経済事情の厳しい国の影響で、英国一国よりも失業率が高めに出やすいと考えられる。
7.実際のデータ
別途掲載