「被写体」三浦友和 | ぱたぱたぱんだ日記

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「被写体」 三浦友和

マガジンハウス文庫 650円+税

子どもの頃から友和さんファンだったので、
単行本が出たときに読みたいと思っていたのですが
なんとなく読まずにいました。
出版したばかりの頃は、書店に並んでいたのかもしれませんが
その後は書店でもあまり見ることはなく、
わざわざ取り寄せてもらったり、ネットで注文したりするほどではないなあ
なんて思っているうちに現在に至る・・・といったところです。

それが、最近、文庫になり、また店頭に並んでいたので
今回は迷わずにGETしました(^^;)

ファンだったと言いつつも、この本、いわゆるタレントさんの自叙伝だろうということくらいの認識で
実際、読んでみたら、あらまあ、もうちょっと、いや、かなり深い内容だったので驚きました。

いわゆる自叙伝的なものでもあるのですけれど、
その大半を占めているのが、結婚後のマスコミとの関係のことです。
関係というよりも、戦いとか確執といった方があたっていると思います。

ご存知のとおり、あの大スター、山口百恵ちゃんと結婚して、
百恵ちゃんは、結婚を機に、芸能界から完全に引退して、今に至ります。
最近、本郷二郎さんのブログにもお名前が登場してましたね(^^)

おりしも、写真週刊誌全盛の頃、
その大スターのその後の生活を興味本位で取材するマスコミ
そのマスコミから妻や子どもを必死に守ってきた友和さんの姿が映し出されていました。

百恵ちゃんが長男を妊娠中に、一度も美容院にいけなかったとか
お子様の入園式、運動会での取材陣との攻防など
やはり、マスコミ側の行き過ぎた部分があったのでしょう。

その取材攻勢も、今はおちつき、少し前にご子息がデビューした時でも
直接家にきたのは1社だけだったとか。
単行本が出たのが10年近く前のことで、
その頃に、目に余るようなものはなくなったらしく
それからがやっと人並みの生活を送れるようになったとしたら
それまでの約10年間、とてつもない重荷を背負わせてしまっていたのでしょう。

この本を読むと、マスコミのあり方のようなもの、報道の仕方など
いろいろ考えさせられます。
おもしろおかしく、人々の興味を満足させるような報道が多いのも事実。
それよりも、伝えなくちゃいけないことはたくさんあるはず!
という友和さんの声に大きくうなづきました。


そういうことで、ひとつだけ気になっていることは、
事件がおきると、被害者や容疑者の写真がテレビに出ますが、
時々、中学や高校の頃の写真が出たりしますよね。
あれって意味あるのでしょうか?
最近の写真がなかなか入手できなくて、
それで卒業アルバムか何かからひっぱりだしてくるのかも知れないけど
そんな昔の顔写真出されたって、で?何?って思うのは私だけかな・・・


本を読んで、惚れ直しちゃいました(^0^)
あ~、こういう人に守ってもらいたい・・・・(爆)