3月2日木曜日。曇り時々雨。

ブログの投稿ネタに、ひな祭りに食べるものというのがあった。

もうお雛さんを出さないからひな祭りも何もないのだが、何か食べるとしたらおいりと桜餅くらいなものか。おいりはポン菓子のような、炒ったお米に水飴を絡めたお菓子。昔からひな祭りの季節になるとスーパーにもたくさん並ぶ。多分ひな祭り食べるのは鳥取(主に東部)くらいなものだろうと思う。昔のおいりは大きくて硬かった。他にお菓子(ひな祭りに食べるような)もあまりなかったから子どもの頃はよく食べた。水飴が歯にくっ付いて、ようけ(たくさん)食べると虫歯になるでと叱られたものだ。大人になってからはそれほど食べないが、昔よりは小さめになり食べやすくなったように思うし、種類も増えて見た目もちょっとカラフルに可愛らしくなった。

などとおいりを語っておきながら、今日スーパーで買ったのは桜餅。どうもあんこに弱い。

桜餅といえば関西風の道明寺というもち米で作ったものが定番なのだが、今日はクレープのような生地であんこを包んだ関東風(と言うのか)のものも並んでいた。これはあまり鳥取では売られていないというのもあって、ほとんど食べたことがない。桜色のしっとりした(多分)生地に包まれたこしあん。どこか新鮮な感じで美味しそうだった。

関東風にしようかとしばし迷ったが、結局食べ慣れた道明寺を選んだ。もち米のもっちり感がどうにも捨てがたかった。関東風もきっと美味しいに違いないはずで、これは次回ということにした。(両方半分づつ入ったものがあればいい)

などと桜餅を語ってみたが、道明寺の方が1つ多く６つ入っていたのだ。関東風のは５つ。ただ欲張っただけだろう。

わたしは桜の葉も一緒に食べてしまうが、母は葉は食べない。

祖母もそうだった。

何だがおにぎりの海苔を残すようなものだと思ってしまうが、食べ方も色々だ。

3/2 ５つより６つ