3月25日水曜日。曇り後雨。
先日のお昼。
かなり久しぶりに駅の構内にある砂丘そばに寄ってみた。
久しぶりというより何十年ぶりと言った方がいいだろうか。
去年お店が新しくなりちょっと気になっていたのだった。
月見そばとかき揚げをいただいた。
食券制なのであっという間に出来上がる。
(食券機のボタンを押したと同時にお店の方が作り始めるのだから)
かき揚げは思いのほか大きく出汁を吸って食べ応えが増す。
出汁はやや甘めで濃くはなく、ごくごく飲めてしまうような関西風に近い味(この辺りでは定番の味だと思う)。
2切れのあごちくわは昔から変わらない。
この日はちょっと肌寒かったので蕎麦の温かさが身に染みた。
これで駅前にまねきがあれば.....と昔を懐かしんだ。
(蕎麦の出汁が記憶を呼び起こしたのかもしれない.....)
鳥取の方ならよくご存知であろうまねき(うどん屋さん)。
今でもお店はあるが、かつてのような姿ではなくなってしまった。
駅前にあった本店がなくなってかなりの年月が経つけれど、それ以来ここのうどんは多分食べていない。
今でもお店の中がどんなだったかだいたい思い出すことができる。
2階にもテーブル席があり、入口のそばでは確かお寿司を売っていた。
うどんの他に蕎麦も丼物もあった。カレーもあったかもしれない。
子どもの頃は風邪をひくと決まってここのきつねうどんを食べたものだ。
(スーパーに出汁とうどんとお揚げがセットになって売っていた)
あのきつねうどんがまた食べてみたいのだが、当時と同じ味を求めるのは無理というものだろうか。
(食べてみないとわからないが.....あの味はもう存在しない気がする)
.............
「金閣寺」の感想を書いておきたいが.......
読後に感じることは多々あったのだが、それを自分の言葉でもってうまくまとめられない。
初めて読んだ時よりは内容を理解できた気もするが......
あまり難しく考えることはやめよう。
ブルーハーツの1000のバイオリンが心の中に流れてくる。
揺り籠から墓場まで馬鹿野郎がついて回る、という歌詞。
.......主人公の学僧がやろうとしたことは、その馬鹿野郎を倒すことじゃないかと思った。
(例えが的外れかもしれないが)
一生ついて回るもの.....これもまたはっきり正体が掴めないのだが.....前進を阻むもの脅かすもの心に闇を作るもの。
何かそういった暗いもの(宿命だろうか)だと想像できる。
最後の一文を読むとそれらを倒したかのように感じたけれど......
でもどうしたって、死ぬまでそれらは後をついてくるものだろう。
計算高く器用に生きられるものならそうしたい。
恵まれた環境に生まれ何不自由なく育ち、立派な仕事をして大金を稼ぎ幸せな家庭を築く。
(欲しいものは全て手に入れるというような)
自分の一生に何の後悔も未練も抱くことなく死んでいく。
そんな人生ってあるんだろうか......
............
読み手のその時の心の状態によって受け止め方が違ってくるものだと思う。
また何年かした後に読めば違った感想を持つのかもしれない。
.............
