いよいよ手術日です。

 

昨夜の24時から絶食。当日の10時から水分を摂る事もできません。普段から糖尿じゃないの?と疑われるくらいに水分を摂るので手術までの6時間弱 まったく水を飲めないのは辛いな〜と思っていました。その代わりに点滴をするのですが点滴してると喉が乾かないんですね。全然辛くありませんでした。

 

15時前に看護師の肩がそろそろ準備しましょうと病室に来られました。そのまま歩いて手術室に向かいます。

人生初めての 癌、入院、手術なのでできるだけ前向きに考えて楽しもうと思っていたので工場見学気分で手術室まで

向かいます。

 

とは思っても 嫁さんから脊髄注射はかなり痛いと脅されていたのでいざ手術台に座ると一気に緊張しました。

でもそんなには痛くなかったです。歯医者の方が痛いくらいです。麻酔が効くにそんな時間もかからないのですね。

左半身を下にして横なっていたからなのか先に左足の感覚がなくなってきました。そして右足。お腹あたりが感覚の境界線でなんか変な感じですね。仰向けになったあとは酸素マスクをつけて点滴から睡眠薬を投薬されてそもままおやすみなさい状態です。

起きたら手術終わっていました。

 

先生が切除した腫瘍を見せてくれました。ガラス瓶はふたつあり。ひとつには切除した腫瘍が入っています。もう一つのガラス瓶には切除した部分をさらに削り取った組織の様です。どこまで癌が潜り込んでいるかを調べるみたいです。

新たな腫瘍は見当たらなかったので切除したのは一箇所のみでした。新たな腫瘍の発生も心配していたので少し安心しました。

 

帰りはベットに乗せられたまま病室へ。血圧計と心電図計のセンサーを取り付けられました。もちろん尿度カテーテルも入ってますが麻酔が聞いているのでは感覚はありません。

 

4時間後の20時には飲食が可能になりますが麻酔がきれるまでの足と腰の感覚がなんとも言えない不快さでした。麻酔の効きが弱くなると同時に尿度カテーテルの違和感が強くなってきました。

 

結局この日はなかなか寝付けず午前3時くらいまで暇つぶしにもちこんだ漫画を読んで時間をつぶしました。