投資家・山本一郎氏がクリスチャンだった件 | いち元JW2世の社会復帰方法 ー思想とキャリアの再構築まで

投資家・山本一郎氏がクリスチャンだった件

かつて「切込隊長」の名前でブロガーとして知られ、現在は投資家・文筆家の山本一郎氏がクリスチャンであることを最近知りました。下の記事でバプテストと書いているので、プロテスタントのようです。

 

「おまえ、noteぐらいやっとけよ」と若者に煽られる選ばれし者の記憶

 

---(抜粋)---

 途中、高校でジャミラと呼ばれた高橋さんという教師からキリスト教について学び、これは自分の心のよりどころにするべきと深く考えてバプテストに帰依したのも、担任の河内さんに「山本一郎は能力をもてあましているから」と高校からの留学を薦められたのも、慶應義塾が「自分で考えて行動する人間を育成する」というありがちだけどガチでそういう育て方をしている塾風をしみこませているバックグラウンドがあるからだと思います。親父もお袋もキリスト教には強い反対をしました。

でも、自分は神とともにあるのだ、自らが処すことのできないすべては神の導きであるのだ、放蕩息子である私は誰から指さされることなく神が見ておられる自分の信念に基づき善しとしたことに命を燃やすのだと思えるようになったとき、憑き物が落ちたかのように長かった反抗期を終え、余裕をもって自分の中学時代を振り返ることができ、慶應の暖かさを肌で感じ、前に進んでいくのだと思い切ることができたのです。

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2000年代前半からブログを見ていた自分としては、当時から、独特のリズムでありながら読みやすく分かりやすい文章もあってよく読んでいました。その時の自己紹介に「童貞を攻撃的に死守」などと書いてあったことが印象的だったのですが、今回納得できました。

 

上記のクリスチャンになった話のほかに、母親を受け入れられず冷めた目で見てしまう思い、中1から高2まで鬱々とした日々を送ったことなどにも少し似た点を感じました。

 

一方で、山本一郎氏にも今は3人のお子様がいらっしゃるように、自分にも今は2人の子どもがいます。自分の子どもが中学生・高校生になる頃、自分は子どもたちと良い関係を築けていられるのだろうか、とも思います。

 

山本氏のように実社会でも希望の仕事に励むことができ、家族をきちんと養い、周囲との健全な関係を保てるのであれば、クリスチャンを続けるのも何ら問題ないので良いなあと思います(ただ、僕はもうどこかの組織宗教に属することはないでしょうけども)。