小売業の店頭では、よく「こだわり」という言葉が使われます。
小売業はお客様の購買代理業ですから、いわゆるセレクトショップ的な側面はあります。「こだわり」はやはり良いものを選んだという意味合いにおいてストレートに響きます。
ただ、セレクトの軸がいつまでも「こだわり」というボキャブラリーしかないのは、どうなのかなー、と考えてしまうこのごろ。
世界唯一無二の商品を展開するIKEAや無印などは「こだわり」という言葉を使いません。無印はむかしはちょっとつかってましたけど。
ただ、ときになぜいまこれを皆さんに提供したいのか、というメッセージはあります。
「こだわり」は便利な言葉ですが、もう一段階ちがう表現が欲しいなと思うのですが…。