構想半年くらいでしょうか。ようやく月刊MDクローガー特集号リリース。


日本の流通界でも知る人ぞ知る存在ですが、世界第4位、米国3位の巨人にして11年連続既存店売上プラスをマークし続ける秘密を月刊MD流にまとめています。


クローガーはスーパーマーケットに便宜上分類されるようですが、彼らはそのような類型化を嫌います。我々の顧客に必要だからこそ、食品も雑貨もクリニックもジュエリーショップもオンライン健康食品も展開する…。多様な商品、サービスをブレることなく我が顧客の満足向上という目的に収斂せしめ、ブランディングする力こそ、クローガー最大の学ぶべき点ではないかと思います。


第二特集の「地域医療の中のドラッグストア」も弊誌のライフワークのひとつ。

地域包括ケア実現においてドラッグストア、薬局、薬剤師が果たすべき役割、期待はとても大きい。流通はなにをもって地域社会に貢献すべきか。クローガーのリトルクリニックの理念に重なります。

かれらがスーパーマーケットは食品を売ることだけにこだわっていたら、クリニックなど自前で持たないでしょう。でも自前で持っているからこそ、

たとえば、顧客は複雑な乳幼児の予防接種サービスを簡単に受けつつ、乳幼児の健やかな成長のための優れた食品、用品も店舗で購入できるのです。{E8F5C026-AAC4-465F-8B21-378DF94A1F59:01}