見えているのに誰も見ていないものなぞなぞではありませんが、今年お亡くなりになった詩人長田弘さんの言葉。「見えているのに、誰も見ていないものを、見えるようにするのが詩である」。詩は「本作り」あるいは専門誌と置き換えてもよいかもしれません。月刊MDはやはりこのような哲学をもって本を作っていかねばと思います。